資産運用の相談、IFAとRIAの違いって? 投資初心者が知らなかった資産運用
(RIA JAPAN広報部記述)
このシリーズは、3年以上RIA JAPANのコラムを読んだ投資初心者に依頼して、「なるほど!と感じたポイント」や「投資を始める前に知っておきたい!」と感じた内容について執筆いただきます。
投資初心者さんの執筆記事は第150回目になります。
今回はポートフォリオについて執筆いただきました。
誤解が無いように一部表現を校正した箇所があります(*)は編集部校正。
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投資にはいろいろな用語がありますよね。
その中にはなんとなく聞きにくいけど、わかっているふりをしているものもありませんか?
ポートフォリオもそんな言葉のひとつ。
よく聞く言葉ですが、これってなんでしょう?
いまさら聞けない言葉ですよね。
資産の組み合わせを意味するポートフォリオ
投資でいうポートフォリオとは、保有している資産の組み合わせや割合のことです。
保有している資産っていろいろありますよね。
似た言葉として、アセット・アロケーションがありますが、こちらは資産構成割合という意味です。
ポートフォリオとアセット・アロケーションが同じ意味合いで使われる場合もあります。
私たちの年金積立金の半分は外貨に?
私たちが納めた国民年金や厚生年金の一部はGPIFという機関が運用・管理しています。
GPIFとは「年金積立金管理運用独立行政法人」といい、厚生労働大臣から寄託を受けて運用しています。
このGPIFの基本ポートフォリオを見てみましょう。
出所:GPIF 2024年度第2四半期運用状況(速報)より一部抜粋
外国株式、外国債券、国内株式、国内債券にそれぞれ25%ずつ投資する基本ポートフォリオ(アセット・アロケーション)になっています。
ここからわかるのは、外国に50%も投資している状況でしょう。
なぜ外国投資ばっかり?と思うかもしれません。
ですが、世界に目を向けることは投資では珍しいことではありません。
世界の投資家は世界中の資産へ投資することが主流です。
世界株式の時価総額、日本株が占めるのはたった5%?
日本人だからこそ、日本の下部に投資したいという気持ちは、何も間違いではありません。
しかし、世界中の投資家が日本だけに投資するわけがないですよね。
実際に世界に投資する株価指数「MSCI ACWI」を見てみると、日本株式比率は5.00%にまで低下していました。
(*注 2024年9月末時点)
日本生まれだからという理由で日本にしか投資しないのはではなく、世界の潮流にあわせてワールドワイドな視点を持って投資に臨んでみることが重要ではないでしょうか。
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(以下、編集後記)
今回、投資初心者さんには、ポートフォリオ(アセット・アロケーション)について執筆いただきました。
RIA JAPANではポートフォリオ(アセット・アロケーション)について、これまで発信し続けてきました。
一部発信してきた過去のコンテンツを紹介します。
関連記事
・著書「NISA・つみたてNISA・iDeCoプロの選び方教えてあげる!」
P92にてポートフォリオ(アセット・アロケーション)について解説しています。
NISA・つみたてNISA・iDeCoプロの選び方教えてあげる!Amazon販売ページ
また、世界株式の時価総額における日本株式の割合についても過去の記事で採り上げてきました。
・ダイヤモンドオンライン
日本が世界の株式市場に占める割合は、約7~8%にすぎないって知っていますか?
・マイベストプロ コラム
日本株割合は世界株の5.65%しかない。なぜ外国株に投資しないのか?
・著書「お金を増やすならこの1本から始めなさい」
P137以降にガラパゴス化について解説しています。
「お金を増やすならこの1本から始めなさい」Amazon販売ページ
・知ってトクするおカネ学 公式YouTube動画
ガラパゴス運用についてYouTube動画でも解説しています。
繰り返しになりますが、本記事はRIA JAPANが、投資初心者に弊社発信のコラムで、「なるほど!と感じたポイント」や「投資を始める前に知っておきたい!」と感じた内容について記述してもらったものです(第150回目)。
※本コラムは特定の有価証券又は金融商品を勧誘するものではありません。また、特定の資産クラスに対する今後の方向性を保証するものではありません。
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