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安東隆司

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安東隆司(あんどうりゅうじ) / 投資顧問

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コラム

日本株割合は世界株の5.65%しかない。なぜ外国株に投資しないのか?

2021年11月30日

テーマ:所長解説のおカネ学♫

コラムカテゴリ:お金・保険

コラムキーワード: NISA投資信託iDeCo

「除外15銘柄 採用2銘柄 2200億円の資金流出」
2021年11月30日に MSCIの世界株価指数のインデックスから、日本株が15銘柄除外されました。逆に採用されるのは2銘柄だけとなります。結果として、日本の株式市場から2200億円の資金流出となる見込みです。

MSCIのインデックスから外れる日本株

MSCIは世界中の投資家が用いる株式指数を作成しています。
ACWI( All Country World Index)という、世界の株式指数や、日本株を除いたKokusaiというインデックスが日本では有名です。

インデックスを下回る運用が9割

インデックス=指数 を上回る運用は実は難しいのです。世の中の投資信託の約9割は、インデックスを上回ることができないというのが事実です(15年の長期運用)。
アクティブ・ファンドの販売者が、投資家には知られたくない事実でもあります。

インデックス運用が世界的に拡大

この事実に気付いた投資家は、高いコストのアクティブ運用を止め、こぞってインデックス運用に切り替えています。

インデックスから外れる=株式保有者が減る

インデックスから外れた日本株は、保有者が減少することになります。結果として株価が下落するケースが予想されるわけです。

日本株から2200億円が流出

大和証券の試算では、指数に反映される30日の終値を基準に日本の株式市場から約2200億円の資金が流出する

とブルームバーグ通信は2021/11/30に伝えています。

日本株式の地盤沈下、7.35%が5.65%に

日本株式が世界の株式指数に占める割合は低下を続けています。

みずほ証券の試算によると、MSCIのSAIRで代表的な指数であるACWI(先進国・新興国)やWorld(先進国)での日本の比率が低下し、資金が純流出となるのは20年5月以来、4回連続。今回の見直しでACWIの日本比率は直近5.71%から5.65%へ下がる。新型コロナ前の19年11月の見直し後では7.35%だった。

データ:ブルームバーグ通信は2021/11/30

2019年11月時には、日本株が世界株式に占める割合は7.35%でした。これが、2021年11月には5.65%に下がってしまうという見込みなのです。日本株への投資割合が低下することは避けられないのです。

始めから外国株式に投資していればよかった

そもそも、2019年時点でも、世界の株式に占める日本の株式は7-8%程度でした。逆に言えば

株式投資ならば、9割は外国株に充てることが世界のスタンダード

ということなのです。

日本が世界の株式市場に占める割合は、約7~8%にすぎないって、知っていますか?
日本が世界の株式市場に占める割合は、約7~8%にすぎないって
筆者が2019年に出版した著書の内容をダイヤモンド・オンラインが採り上げた記事です。

日経CNBCでは「お金を増やすなら米国投資家に学べ」というシリーズを2020年1月から計5回 放送しました。
https://markets.nikkei-cnbc.co.jp/watch/searchKeyword
右上 3本線をクリックし、キーワード検索欄に
「安東」入力しで検索、以下の動画をご覧ください。
※大きなウインドウで閲覧する場合はキーワード検索欄はそのまま表示されています。

2020年1月23日 ①
2020年5月28日 ②
2020年6月25日 ③
2020年8月27日 ④
2021年1月7日  ⑤ 

外国株に投資を行った投資家が、大きなリターンを得ていることは、ご想像いただけるでしょう。

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