基準を上回る成績を目指しても9割は届かない?アクティブ型運用のリスク 投資初心者が知らなかった資産運用
(RIA JAPAN広報部記述)
このシリーズは、2年以上RIA JAPANのコラムを読んだ投資初心者に依頼して、「なるほど!と感じたポイント」や「投資を始める前に知っておきたい!」と感じた内容について執筆いただきます。
投資初心者さんの執筆記事は第77回目になります。
今回はインデックス運用について執筆いただきました。
誤解が無いように一部表現を校正した箇所があります(*)は編集部校正。
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投資には、日常ではなかなか見かけないような言葉も出てきます。
インデックスもあまり聞かない言葉なのかもしれません。
インデックスとは、見出しという意味がありますが投資ではもうひとつの意味を使います。
その意味が指数です。
指数ってなにがいいの?
そう思うのも当然ですよね。
今回は、この指数のメリットに触れてみましょう。
身近なところにもあるインデックス
インデックスの意味である指数とは、市場がどう動いているかということです。
数値化してわかりやすくしたと思えばいいでしょう。
なにか特別感がありますが、投資している人以外でも、聞き馴染みのある言葉があります。
「日経平均株価」は聞いたことがありますよね。
特別投資に詳しくなくても、ニュースで出てくる言葉です。
日経平均株価は日本を代表する225銘柄の平均株価でできています。
こう考えると、なにか珍しいわけじゃないのもわかるでしょう。
使われているのは日経平均株価だけではありません。
NYダウなどもインデックスなのです。
こちらはアメリカのダウ工業株を30選したものになっています。
インデックスにはいろいろなものがありますが、運用成績を測る基準として使われています。
*成績が良かったか悪かったか、記録として使えるからです。
(*注 アクティブ型が伝統的インデックスと比較して超過リターンがあるか、という意味で運用成績を測る基準となり得ます。またインデックスにも様々なインデックスが存在します)
簡単なのにすごい!?インデックス運用
実はインデックス運用は簡単ですごいのです。
といえば、一体なにがすごいのか気になりますよね。
たとえば、先ほども出てきた日経平均株価でインデックス運用するなら、1つ買うだけで225銘柄に分散投資したのと同じようになります。
まとめ買いできるのですから、簡単だと思いませんか?
割れてしまいませんか?かごの中の卵
分散投資はかごに卵を入れることにたとえられます。
日常的にあまり機会はありませんが、卵屋さんに行くと売っているのを見かけるでしょう。
一つのかごに山ほど卵が入っていたらどうなりますか?
もしかしたら、かごをいきなり落として割れてしまうかもしれません。
持っているかごを落としたら、卵は全滅です。
でも、少しずつ別の容器に入れて持っていたらどうでしょう。
全部持っていなければ、例え一つの容器を落としたとしても全滅しません。
投資に置き換えてみると、ひとつのかごに全部投資していたら、全滅するかもしれません。
ですが、複数のかごに分散していれば、全滅はしにくいわけです。
これが分散投資の考え方につながります。
(*イラストは安東隆司著「NISA・つみたてNISA・iDeCoプロの選び方教えてあげる!」より抜粋)
コストにも優れるインデックス運用
インデックス運用は、コストが低い傾向があります。
理由は簡単で経費がかかりにくいからです。
インデックス運用は、あくまでも指数に連動するようプログラムを作ります。
個別の銘柄に対して調査するといったことではないのです。
調査員も必要がないか最小限で済むため、経費は抑えられます。
費用が少なくて済むことからも、コストである信託報酬を抑えられるのです。
コストが安くて済むほど、その分が利益に繋がります。
さまざまな面でインデックス運用は投資家にとって嬉しい選択肢であるといえるでしょう。
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(以下、編集後記)
今回、投資初心者さんには、分散投資について執筆いただきました。
指数や市場平均を上回ることを目的としたアクティブ型では高コストになりがちで、長期運用ではその多くがインデックスに届いていません。
また、世界的にアクティブ型運用からインデックス型運用に移行が進んでいます。
詳細は下記の関連記事にて閲覧可能です。
RIA JAPANでは分散投資やインデックス投資の有用性についてこれまで発信し続けてきました。
一部発信してきたコンテンツを紹介します。
関連記事
・ダイヤモンドオンライン
アメリカの運用トレンドアクティブ運用は解約してインデックス運用へ
・著書「NISA・つみたてNISA・iDeCoプロの選び方教えてあげる!」
P84にて分散投資の有用性について解説しています。また、P74にてインデックス運用について解説しています。他にもiDeCoやつみたてNISAにて同じ対象指数でもより低コストな投資信託が見つけやすいように一覧にして掲載しています(iDeCo:P137以降 つみたてNISA:P156以降)
・著書「お金を増やすならこの1本から始めなさい」
P166よりアクティブ型からインデックス型へ世界的な潮流であることを解説しています。
「お金を増やすならこの1本」Amazon販売ページ
NISA・つみたてNISA・iDeCoプロの選び方教えてあげる!Amazon販売ページ
・YouTubeチャンネル「所長解説のおカネ学」
世界の時流のインデックス運用とは?【トクするおカネ学】
・マイベストプロ
アクティブ型とインデックス型とは?
繰り返しになりますが、本記事はRIA JAPANが、投資初心者に弊社発信のコラムで、「なるほど!と感じたポイント」や「投資を始める前に知っておきたい!」と感じた内容について記述してもらったものです(第77回目)。
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以下は著書の紹介です!
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※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の有価証券その他の投資商品についての勧誘や、売買の推奨を目的としたものではありません。
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