仕事の生産性を高める(2/2)
今年に入り、育成に関するコラムを数多く書かせて頂いております。
先日も社員が育たないことに悩んでいる経営者の方がいました。
育成をしようと必死の努力をされていますが、
思うように社員が育っていません。
何が原因でしょうか?
一つ見落とされている視点に気がつきました。
社員が育ち、業績が伸びている会社には共通する特徴があります。
それは「社長が最も成長している」ということです。
社長の次に成長をしているのは幹部であったりします。
社長が成長し続けていれば、幹部は必死についていかざるを得ません。
社員が育っていない企業では、幹部の成長が止まっていたり、成長に差が生じてしまっています。
まず、誰よりも成長すべきはトップです。
次に幹部です。
成長している企業のトップは年齢には関係なく先に進み続けています。
先日、鈴木敏文さんが83歳まで現役を続けてこられましたが、
まだまだやりたいことがあり、成長し続けておられたからでしょう。
これは企業という視点で見ればそうですが、
業界のリーダー企業が停滞している業界は衰退します。
コンサルタントが停滞すればクライアント企業も伸びません。
小さな組織のリーダーだって同じです。
先生とは「先に生きる」と書きます。
チームメンバーより先を進むことによって、
メンバーに教えていくことが本来の先生の役割です。
自分の成長を疎かにして過去の遺産で凌いでいるのは「勘違い先生」です。
メンバーの停滞は、貴方の停滞の写し鏡かもしれません。
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ペネトラ・コンサルティング株式会社
代表取締役 安澤武郎
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著書:『壁をうち破る方法』はこちら
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