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3つの「きく」の違い

安澤武郎

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テーマ:人材育成

以前、聴く技術というコラムを書かせて頂いたが、
新人に「もう少し簡単に教えることはできないか?」
ということを言われたので、「すぐわかる」シリーズとして
「きく」について書いてみたいと思う。

「きく」というスキルに関して、日本語には3つの単語が存在する。
「聞く」・・・受動的、話をきく
「聴く」・・・能動的、相手のことを知るためにきく
「訊く」・・・能動的、わからないことを尋ねる

そう書いたとしても、なかなかイメージできない人には英語で説明する。
「聞く」・・・hear
「聴く」・・・listen
「訊く」・・・ask

どれも大事で、なんとなく理解してもらえる。
しかし、なんとなく分かったと思っている人も
「hear」と「listen」の違いが実感として分からないケースがある。

そのような場合は、「ドリームガールズ」という映画を観てもらう。
ミュージカル映画には好き嫌いがあるかもしれないが、
面白い映画なので、エンターテインメントとしても十分楽しめる。
黒人がまだ差別されているアメリカ社会で、
音楽の世界でスターダムにのし上がっていく黒人チームのエネルギーが素晴らしい。

で、「きく」とどう関係があるの?
ということなのですが、
映画のラストでビヨンセが歌う歌が「listen」なのだ。
心の声を聞いてほしいというビヨンセの魂の叫びを聞いて、
聴けていると思った時が失敗のはじまりだということが学べます。
そう「listenは深さが大事」なのです。


参考までに、ビヨンセの「listen」

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ペネトラ・コンサルティング株式会社
代表取締役 安澤武郎
公式サイト:http://penetra.jp/
お問合せ: info@penetra.jp

著書:『壁をうち破る方法』はこちら
http://www.amazon.co.jp/dp/4799314378/
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安澤武郎
専門家

安澤武郎(経営コンサルタント)

株式会社熱中する組織

どのような組織にも「常識の壁」「アクションの壁」「スキルの壁」「仕事のやり方の壁」「コミュニケーションの壁」「情熱の壁」があり、能力を活かしきれていません。その壁を取り除き、組織を生まれ変わらせます。

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