平成29年(2017年)、平成30年(2018年)、令和1年(2019年)の国際離婚件数、メルマガ第206回、2021.11.1発行
メルマガ第174回
平成28(2016)年の国際離婚の件数 2018.12.1発行
<平成14年(2002年)10月創刊>
行政書士の折本徹と申します。
先日、一年納めの大相撲九州場所が終わり、
「今年も、あと、一か月余りかぁ」と感じました。
年初に年間予定を立てられた人もいる、と思います。
予定どおり遂行できましたでしょうか。
予定を立てた人も予定を立てなかった人も、
「終わりよければ、全て良し」なので、良い1ヶ月にしましょう。
今年も、時期に関係なく(古くても)、新聞・雑誌・書籍に掲載された、
外国人にまつわる内容で、興味深い記事を紹介・簡単なコメントや、
このメルマガは、平成14年(2002年)の10月から発行しているので、
過去と現在は、どのように違ってきているのか、の視点で書きたい、
とも考えています。
厚生労働省の「平成28年人口動態統計の概況」にて、
夫妻の国籍別にみた年次別離婚件数を発表されているので、お伝えします。
平成28(2016)年、一昨年ですが、
国際離婚件数は12,945件、日本人男性は9,782件、日本人女性は3,163件です。
ちなみに、平成27(2015)年の
国際離婚件数は13,675件、日本人男性は10,440件、日本人女性は3,235件です。
平成26(2014)年では、
国際離婚件数は14,135件、日本人男性は10,930件、日本人女性は3,205件です。
ちなみに、国際結婚件数ですが、
平成28(2016)年、
国際結婚件数は21,180件、日本人男性は14,851件、日本人女性は6,329件です。
平成27(2015)年は、
国際結婚件数は20,976件、日本人男性は14,809件、日本人女性は6,167件です。
平成26(2014)年では、
国際結婚件数は21,130件で、日本人男性は14,998件、日本人女性は6,132件です。
この3年間は、国際離婚件数は、大幅に減少しているわけではないです。
不思議なことに、
国際結婚件数(21,000件前後。男性15,000件前後で女性が6,000件前後)
や
国際離婚件数(13,500件前後。男性10,500件前後で女性が3,000件前後)
も、近い数字で推移していることが、興味深いですね。
ちなみに、ピークはいつで、どれくらい?ですが、
平成21(2009)年で19,404件のうち、男性15,570件で、女性が3,834件。
平成28(2016)年の日本人男性の国際離婚の相手方の上位3ヶ国ですが、
中国が3,602件、フィリピンが2,989件、韓国・朝鮮が1,313件です。
平成27(2015)年では
中国が3,884件、フィリピンが3,200件、韓国・朝鮮が1,450件
平成26(2014)年では
中国が4,093件、フィリピンが3,245件、韓国・朝鮮が1,619件
上位3ヶ国は、不思議なことに変わらないです。
(ちなみに、4位も変わらず、タイ王国です)
平成28(2016)年の日本人女性の国際離婚の相手方の上位3ヶ国ですが、
韓国・朝鮮が747件、中国が471件、米国が382件です。
平成27(2015)年では
韓国・朝鮮が791件、中国が488件、米国390件
平成26(2014)年では、
韓国・朝鮮が791件、中国が582件、米国が356件
こちらも上位3ヶ国は、不思議なことに変わらないです。
(ちなみに、4位は、ブラジル又はフィリピンのどちらかです)
実は、国際結婚件の相手国の上位3ヶ国も同じです。
平成28(2016)年の日本人男性の国際結婚の相手方の上位3ヶ国
中国が5,526件、フィリピンが3,371件、韓国・朝鮮が2,031件です。
平成27(2015)年では
中国が5,730件、フィリピンが3,070件、韓国・朝鮮が2,268件
平成26(2014)年では
中国が6,019件、フィリピンが3,000件、韓国・朝鮮が2,412件
(ちなみに、4位も変わらず、タイ王国です)
平成28(2016)年の日本人女性の国際結婚の相手方の上位3ヶ国
韓国・朝鮮が1,627件、米国が1,059件、中国が790件です。
平成27(2015)年では
韓国・朝鮮が1,566件、米国1,127件、中国が748件
平成26(2014)年では、
韓国・朝鮮が1,701件、米国が1,088件、中国が776件
(ちなみに、4位も変わらず、ブラジルです)
国際結婚の総件数ですが、再婚や離別・死別も含めてもわかりません。
ただ、こうして、結婚と離婚の統計を見れば見るほど、
多ければ、それなりに、国際離婚件数も増える、と言えそうです。
仕事柄、国際結婚での外国人配偶者の招へいや在留資格変更に携わります。
お二人とも幸せになってほしい、と願いながら仕事をしています。
最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。
このメルマガも、平成14年(2002年)の10月から発行していて、
何気に、15年目に入りましたので、今後も引き続きよろしくお願いします。
このメルマガは、まぐまぐを利用して発行しています。
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ビザ・在留資格研究会 行政書士折本徹
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