メルマガ第109回、2013.3.1発行、新聞等に掲載された外国人にまつわる記事の話
メルマガ第166回
平成28(2016)年の国際結婚件数 2018.4.1発行
行政書士の折本徹と申します。
昨年から今年にかけて寒さが続きましたが、
このところ暖かい日が続き、桜が満開になる季節になりました。
ただ、散り始めている桜もあるようなので、
桜の咲く景色を目に焼き付けるために、色々なところに外出しましょう。
今年も、時期に関係なく(古くても)、新聞・雑誌・書籍に掲載された、
外国人にまつわる内容で、興味深い記事を紹介・簡単なコメントや、
このメルマガは、平成14年(2002年)の10月から発行しているので、
過去と現在は、どのように違ってきているのか、の視点で書きたい、
とも考えています。
厚生労働省の「平成28年人口動態統計の概況」にて、
夫妻の国籍別にみた年次別結婚件数を発表されているので、お伝えします。
平成28(2016)年、一昨年ですが、
国際結婚件数は21,180件、日本人男性は14,851件、日本人女性は6,329件です。
(日本国籍に帰化した人も、日本人としてカウントされているのだと思います。)
ちなみに、平成27(2015)年は、
国際結婚件数は20,976件、日本人男性は14,809件、日本人女性は6,167件です。
平成26(2014)年では、
国際結婚件数は21,130件で、日本人男性は14,998件、日本人女性は6,132件です。
この3年間は、少し、でっこみ引っ込みがあったぐらいで、
国際結婚件数は、あまり変わっていませんが、ピークである平成18(2006)年と比べると、
平成18年では全体で44,701件、日本人男性は35,993件、日本人女性は8,708件
でしたので、日本人男性の国際結婚数が、大幅に減ったことがわかります。
平成28(2016)年の日本人男性の国際結婚の相手方の上位3ヶ国ですが、
中国が5,526件、フィリピンが3,371件、韓国・朝鮮が2,031件です。
平成27(2015)年では
中国が5,730件、フィリピンが3,070件、韓国・朝鮮が2,268件
平成26(2014)年では
中国が6,019件、フィリピンが3,000件、韓国・朝鮮が2,412件
上位3ヶ国は、不思議なことに変わらないです。
(ちなみに、4位も変わらず、タイ王国です)
平成28(2016)年の日本人女性の国際結婚の相手方の上位3ヶ国ですが、
韓国・朝鮮が1,627件、米国が1,059件、中国が790件です。
平成27(2015)年では
韓国・朝鮮が1,566件、米国1,127件、中国が748件
平成26(2014)年では、
韓国・朝鮮が1,701件、米国が1,088件、中国が776件
こちらも上位3ヶ国は、不思議なことに変わらないです。
(ちなみに、4位も変わらず、ブラジルです)
前述の平成18年(44,701件)の上位3ヶ国は?ですが、
日本人男性の場合(35,993件)
フィリピンが12,150件、中国が12,131件、韓国・朝鮮が6,041件
日本人女性の場合(8,708件)
韓国・朝鮮が2,335件、米国が1,474件、中国が1,084件
となり、順番は入れ替わっても、顔ぶれは変わらないです。
ちなみに4位は、日本人男性はタイ王国、日本人女性は英国です。
この数字を見て、読者の皆様がどのように感じられるのか?は、
お任せいたします。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
このメルマガも、平成14年(2002年)の10月から発行していて、
何気に、15年目に入りましたので、今後も引き続きよろしくお願いします。
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