メルマガ第122回、2014.5.1発行、国際文化交流事業の在留資格って何?
行政書士が綴る国際結婚「フィリピ―ナに恋して」第137回
フィリピン「出稼ぎ」今は昔? 2015.9.1発行
行政書士の折本徹と申します。
9月になりました。
8月の後半から、「秋になってしまったの?」と思うぐらい、
東京では涼しい日が続いています。
又、全国的には、天候が不順の地域があるようです。
今年も、時期に関係なく(古くても)、新聞・雑誌・書籍に掲載された、
外国人にまつわる内容で、興味深い記事を紹介・簡単なコメントや、
このメルマガは、平成14年(2002年)の10月から発行しているので、
過去と現在は、どのように違ってきているのか、の視点で書きたい、
とも考えています。
8月20日の日本経済新聞に
フィリピン「出稼ぎ」今は昔
という記事が掲載されました。
フィリピンからの旅行者が急増していて、ASEAN では、タイに次ぐ2位になったそうです。
日本政府観光局によると
2015年1-7月のフィリピンからの訪日客数は、推計で前年同期比50%増の154,900人
だそうです(2014年通年では、180,000人だそうです)。
・中間層、特に月給20,000ペソ(日本円で約55,000円)程度をもらう若者が増えた
・日本のアニメが民放で放映されている
・ラーメン店の出店が増えている
・ゆえに日本びいきが増えている
・ビザの発給要件の緩和
・LCCの直行便が増えた
と分析しています。
1998(平成10)年頃から、関わってきていますが、
「とうとう、こういう時代になったか!」との印象を持ちました。
1998年当時は、「ジャパユキさん」という言葉もありましたし、
興行の在留資格で1年間に延べ7-8万人ぐらいが入国していたと思います。
興行の在留資格は、その後、審査が厳格化しましたので、今は、あまり入国していない
ようですね。
日本が出稼ぎ先ではなく、旅行先に変わり始めた、は良いことでしょう。
又、2012年から、フィリピンの教育制度において、初等中等教育期間が10年から、
12年ら変更したため、フィリピンから見て外国の大学に留学しやすくなり、
日本にも留学生が増えるかもしれません。
中間層が増えても、今度は、中間層と貧しい層の差も拡がる可能性がある
(今も、貧しい層は、かなり貧しいかもしれませんが)と思うので、
働く場を日本に求めている人達は無くならないでしょうね。
今回はここまで。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
このメルマガも、平成14年(2002年)の10月から発行していて、
何気に、13年目に入りましたので、今後も引き続きよろしくお願いします。
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VISA・在留資格研究会
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