メルマガ第153回、2017.3.1発行、今年の外国人政策
行政書士が綴る国際結婚「フィリピーナに恋して」第110回
新聞等に掲載された外国人にまつわる記事の話2 2013.4.1発行
行政書士の折本徹です。
4月になりましたが、菜種梅雨と呼ばれる時期であります。
まだ、寒暖があるので、体調面に気をつけてお過ごしください。
今年は、時期に関係なく(古くても)、新聞・雑誌・書籍に掲載された、
外国人にまつわる内容で、興味深い記事を紹介し、
簡単にコメントしよう、
と考えています。
2月4日付の日本経済新聞に、「外国人労働者が減少」という記事が記載されました。
又、「国際人流」という雑誌の3月号に「外国人雇用に関する届出状況」
という記事も掲載されました。
日本で働いている外国人の数がわかる統計があります。
外国人労働者を雇い入れた場合、事業者は、ハローワークに届け出ることになっています。
ですので、厚生労働省が、掴んでいる人数です。
(この制度を知らず、届けていない事業者もある、と推測しています)。
平成24年10月末現在の数字です。
外国人労働者を雇用している事業者数は、119,731か所
雇用されている外国人労働者数は、682,450人
で、平成23年10月末に比べて、3,170か所の事業者数は増加したものの、
外国人労働者数は、3,796人減少、なのだそうです。
ただし、平成23年末現在の外国人登録者数は、2,078,508人なので、
把握している数字、という感じですが、それでも、
日本人の労働者数に比べて、かなり少ない、ことがわかります。
国籍別の上位の三カ国です。
中国が、296,388人
ブラジルが、101,891人
フィリピンが、72,867人
です。
在留資格別です。
永住者、日本人と結婚している人、永住者と結婚している人、日系人等、
「身分に基づく在留資格」の人が、308,689人
で、前年同月に比べて、10,933人減少とのことです。
技能実習生等の「技能実習」の人が、134,228人
「専門的・技術的分野の在留資格」の人が、124,259人
で、こちらは、前年同月に比べて、3,371人増加とのことです。
「留学生等の資格外活動」の人が、108,492人
となっています。
昨年、不況、と呼んでもよいような状況でしたが、
「身分に基づく在留資格」の人は、単純労働に携わっている人が多い、と推測されますが、
その離職数が多く、
「専門的・技術的分野の在留資格」の人は、専門的な仕事に携わっている人が多い、
と推測されますが、ここには需要がある、がわかりますね。
今年は、気分的に明るい感じを持たせられるので、どうなるでしょうか。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
引き続き、登録を継続していただければ、嬉しく思います。
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何気に、11年目に入りましたので、今後も引き続きよろしくお願いします。
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