令和3年における入管法違反事件について、メルマガ第217回、2022.10.1発行
行政書士が綴る国際結婚「フィリピーナに恋して」第108回
またまた統計の話 2013.2.1発行
今年、最初のメールマガジンになります。
本年も、よろしくお付き合いください。
読者の皆様、今年は目標を立てられたでしょうか?
既に、一ヶ月を経過しましたが、
目標を立てた人も、立てなかった人も、充実した年にしましょう。
今回も、少し、統計の話をいたします。
国際結婚の数字ですが、
平成18年 44,701
平成19年 40,272
平成20年 36,969
平成21年 34,393
平成22年 30,207
と、当メルマガでも紹介しましたが、
昨年、日本経済新聞の記事で、
平成23年の国際結婚数は、約26,000
とあり、5年連続減少となった、とありました。
2年続けて、約4,000ずつ減少していることになります。
ただ、将来、こういった組み合わせが増えるのではないか?
という予兆があるので、紹介いたします。
今年の1月10日の日本経済新聞の記事に、
「ベトナムからの留学生急増」がありました。
財団法人日本語教育振興会の調査によると、
2012年10月に日本語学校へ入学するための在留資格認定証明書の交付数ですが、
交付されたベトナム人は、1,676人で、前年同期の5倍近くあり、
又、前年同期の2位の韓国、3位の台湾を抜き、
2位になったそうです(1位は中国の6,586人)。
又、ネパールも急増で、中国とベトナムに次いで、3位に躍り出たようです。
背景を推測するに、韓国と台湾の数が減少したこともありますが、
日本に興味を持つことや、
日本語を習得することによってキャリアアップが図れると考えているベトナム・ネパールの若い人達が増えたことや、
今後、交流を促進していこう、
という、政府等々の後押しがあるのかもしれません。
裏付ける出来事として、専門教育出版という民間の会社が行った、
2012年の日本語能力試験での受験者数は(日本国内と日本国外を合わせて)、
ベトナムとネパールは、国・地域別で上位3ヶ国に入っているようです。
日本語に興味を持ち勉強し、日本への留学生が増えれば、徐々にですが、
民間レベルでの交流が活発になっていくので、
中国、韓国、台湾、フィリピンのように、
将来的には、日本人-ベトナム人、日本人-ネパール人、というご夫婦が、
増えていくかもしれませんね。
(仏教がベースになっているので、親しみやすいかもしれませんし)
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
引き続き、登録を継続していただければ、嬉しく思います。
このメルマガも、平成14年(2002年)の10月から発行していて、
何気に、11年目に入りましたので、今後も引き続きよろしくお願いします。
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