不動産投資に必要な帳簿「個人資産」と「一部屋ごと」
皆さんこんにちは。
和不動産の仲宗根です。
本日テーマは、【金融機関へ融資打診は紹介がベター。直接電話も】についてです。
不動産投資で初めて融資先を探す方法
初心者の不動産投資家が、会社勤めをしながら融資先の金融機関を見つけるには、基本的には最初に候補となる物件を探した後、自分の希望する不動産経営が実現可能な融資がしてもらえる金融機関を絞り込んでから、問い合わせをします。
金融機関への問い合わせは、自分で直接行う方法もありますが、物件を仲介する不動産会社経由で行えばスピーディーな対応をしてもらえることがあります。
またメガバンクや信用金庫、日本政策金融公庫など、金融機関の種別によっては、融資に関して一定の条件を提示するところもあります。逆に条件がほとんどない場合は、金利が高めなどというような特徴があります。
オーナー様が1人で融資先を探す時は、まず電話をかけて担当者と話した後、メールや郵送などで指定された資料を送るようにします。
問い合わせは複数の金融機関に対して、同時進行するのが良いでしょう。
融資をとりつけられる可能性が高い「紹介」を利用する
不動産投資を始めた時、最初に迎える苦労は「融資をとりつけること」です。
低金利時代で土地の値段もさほど乱高下しない現在の社会において、不動産投資はとても魅力ある資産形成方法ですが、貯金の少ないサラリーマンがこれを始めるとするなら、最初に「融資先をみつける」というハードルを越えなければなりません。
不動産投資の人気が高まっているとは言っても、お金は簡単に借りられるものではありません。
こんな時は、物件を取り扱う不動産会社に間に入ってもらい、金融機関の担当者へつないでもらうと時間を節約することができます。
最初に金融機関の担当者に会う時は、紹介者である不動産会社の担当者にも同席してもらうとより具体的な話ができます。
この「紹介」をうまく利用すれば、実際に融資の申し込みをする時も審査が有利に進む可能性も高くなります。
会社員が平日昼間に融資銀行と連絡をとる方法
オーナー様は、「紹介」という手段を利用しながら、自分自身でも融資先を開拓しなければなりません。
ただし、平日の昼間はサラリーマンとしての仕事もあるので、なかなか銀行へ出向くといった時間をとることが難しくなります。
候補の物件が決まれば、その物件の所在地近くにある金融機関の支店か、自分が住んでいる地域にある支店へまずは電話をして融資担当者に話をします。
この時に、あらかじめ候補物件の資料やオーナー様の個人情報などを用意しておき、すぐにメールや郵送などで送れるように準備しておきます。資料の送付などは、同時に複数の銀行へ行っても問題ありません。
金融機関にとっては、オーナー様の個人情報や物件の具体的な情報が揃わなければ、融資が可能かどうかの判断が難しいので、この2つを揃えて問い合わせをした方が対応してもらえる可能性が高くなります。
銀行によっては、ウェブサイトから事前審査申し込みができるところもあります。物件の種別や価格、築年月、建物構造、希望融資額や借り入れ期間、オーナー様の年収や現在の借り入れ総額などをチェックし銀行の融資条件に該当すれば、引き続き事前審査申し込み画面へ移動し審査申し込みを行います。
その後、銀行の担当者から、より詳細なヒアリングを受け、事前審査に合格すれば正式に借り入れ申し込みを行います。
正式申し込みを銀行窓口で行うまでは、ネットの画面上でのやり取りや書類の郵送による受け渡しのみなので、サラリーマンの仕事の合間に融資申し込みがある程度のところまでできます。
投資したい物件が決まれば、融資の手続きを早く進めた方が物件を購入できる可能性が高くなります。素早い判断と行動で、物件を手に入れることが不動産投資のスタートになります。
今回のコラムは、ここまでです。最後までお付き合い頂きましてありがとうございます。次回のコラムもお楽しみに!
和不動産 仲宗根和徳