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入居率向上は『トイレ・バス別』がマンション経営の鍵

2016年1月28日 公開 / 2023年6月29日更新

テーマ:ワンルームマンション経営と設備

コラムカテゴリ:住宅・建物

皆さんこんにちは。
和不動産の仲宗根です。
本日テーマは、【入居率向上は『トイレ・バス別』がマンション経営の鍵】です。

住み心地の良い物件で入居率UP

賃貸管理会社の和不動産が入居率向上するための賃貸設備について解説します。
不動産収益を上げるコツは、入居率を向上させることにあります。
長く住んでくれる入居者を獲得するには、住み心地の良い物件が必要となります。
今もっとも入居率向上へとつながる設備が、トイレ・バスが別になっている物件です。

トイレ・バス・洗面所が一緒になった「三点ユニット」の人気は下がり、現在の主流は完全にトイレ・バス別です。
理由は「臭いが気にならない」「清潔感がある」などさまざまです。
トイレ・バス別の物件の方が家賃が高いので、その分平均家賃単価が向上します。
>>詳しく知りたい方は不動産投資セミナー へご参加ください

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入居率を上げるには

収益を上げるには入居率を上げなければなりません。

当然のことですが、マンション投資の利益は家賃を払う入居者がいて初めて得ることができます。
「入居率」とは、アパートやマンションの全部屋数(全戸数)に対して入居状態にある部屋の割合のことです。

入居率=入居している物件数÷全体の部屋数で計算することができます。これに対し、空き室状態にある部屋の割合を「空室率」と言います。

入居率が高ければ収益も上がります。いかに空き室を減らすかが勝負と言えるでしょう。
そのためには長く住んでくれる入居者を探すことが大切です。
入居率向上のためには、住み心地の良い物件である必要があります。
安定して人気のある間取り・設備を備えている物件を選びましょう。

バス・トイレ別が人気の理由

ここ数年のニーズのトップは「バス・トイレ別」です。実に4人のうち3人が「バス・トイレ別」を希望しています。

90年代の半ばごろまでは、三点ユニットが流行したこともありましたが、時代は変わりました。狭いうえに日本の生活様式に合わないこともあり、最近は減少しつつあります。

バス・トイレ別が人気の理由はさまざまです。一つは臭いを気にしなくて良いこと。入浴時にトイレの嫌な臭いがすることもありません。
もう一つは、誰かがお風呂に入っている時でもトイレを使用できること。友人やお客さんが家に来た時、どちらかがお風呂に入ってしまうと、もう一方がトイレを我慢しなければならないという事態が避けられます。

最大のメリットは衛生的である点。体をきれいにするためのお風呂の近くに、排泄を行う場所があるのは心理的に嫌だという方が結構いらっしゃいます(特に女性)。
そういう方はトイレ・バス別の物件を選ぶ傾向にあります。

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バス・トイレ別物件は家賃が高い

デメリットもあります。バスとトイレを別々に設計すると、居室スペースが狭くなってしまうという点です(「三点ユニット」の方がスペースを取らないので、広々と生活することができます。)しかし、それでも人気があるのはトイレ・バス別の物件で、近年の新築マンションはほとんどがこのタイプとなっています。

なおバス・トイレ別の物件は、三点ユニットに比べて家賃が高くなります。同じ条件で比べた場合、5000円~8000円ほど高くなります。
平均家賃単価が向上するので、当然収益も上がると考えられます。
入居率向上は、物件の設備や立地で変わります。
いくら利回りの良い物件でも空室では意味がありません。
『バス・トイレ別』という設備は、賃貸経営を行うオーナー様が入居率向上のための必須の知識です。
>>詳しく知りたい方は不動産投資セミナー へご参加ください

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今回のコラムは、ここまでです。最後までお付き合い頂きましてありがとうございます。次回のコラムもお楽しみに!
和不動産 仲宗根和徳

この記事を書いたプロ

仲宗根和徳

アフターフォローで評判の不動産投資アドバイザー

仲宗根和徳(株式会社和不動産)

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