【部下との信頼関係を作るには】
「あの人の話しには重みがあり説得力がある。」
「あの人はいつも内容の薄っぺらい軽い話ししかしないよね。」
講演・セミナー・上司や先輩との会話…
こんな風に思う事はありませんか。
いや、もしかしたら
自分もそう思われているかも…。
様々な場面で、人の話しを聞いていると
話しの軽い人・重みのある人がいます。
リモートワークが増えリアルに対面で話す事が少なくなり
社内でもオンラインで会議が行われることが多くなりました。
それにより、あらわに話の上手い下手が目立ちます。
その理由は、画面でのやり取りで相手の呼吸に合わせて話す事が難しくなったり、
今までは無意識だった間(ま)の長さを感じ、無駄に間(ま)を埋めようとししたり。
上手くまとめられない・・・。
プレゼンのスキルが見事に見えてきています。
そのことに気付いていますか。
話の内容の重みの差は話し方。
アナウンサーやリポーター、キャスターなど
言葉で伝える仕事をしている方は
扱う話題の重さにより声のトーンや話し方や服装など変わりますよね。
今や女性アナウンサー人気ナンバー1の〈みとちゃん〉こと水卜麻美さんは
昼の情報番組〈ヒルなんです〉から朝の番組〈スッキリ〉に変わった時に
〈ヒルなんです〉はホットな明るい情報をお伝えするので明るく元気に。
〈スッキリ〉はニュース・出来事を中心に扱うので声は低めに、言葉遣いも丁寧に
変えるようにしたと話していました。
軽い・重いの違いのポイントは
内容・立ち居振る舞い・声にあります。
内容は、具体的に。
「~だそうです。」「~と言われています。」
「~だと思います。」は控え目に。
信憑性に欠け、内容が薄く軽い話しの印象を与えます。
そして、【事実と感情】は混ぜずに話す事。
これは特に女性におおいのですが
事実と感情を混在させるとその人の価値観としてでしか相手に届かないですし
事実を見極める事が出来ません。
立ち居振る舞いは、流れる動作を止めることがポイント。
物を指す時の手の動き、
周りを見る時の顔の動きなど、
流すように動かしていたものを、一拍止める事でだらしなさを改善。
声は、滑舌よくハッキリと。
語尾はさげる。
そして、高めの声にならないように。
緊張すると声が上ずり高い声になりがちです。
高い声は聞き手にとっては聞いていて疲れてしまうもの。
オンラインセミナーなどで一方的に甲高い声を聴かされるのは聴き手にも限界があります。
また、感情的な印象も与えます。
実際に、大した内容ではないのに大そうな話をしているように見える方は身近かにいらっしゃいませんか。
内容の薄い話でも話し方で立派な事を話しているように見える方は
大勢の前での声や話し方のポイントを押さえているのです。
人前で話す事の多い方には特に
話す印象が軽いと思われてしまうと損をしてしまいます。
あなたの日頃の話し方や表情を チェックしてみて下さいね。