【結婚するならチャットの会話だけで相手を理想の人と思い込まず、リアルなデートや旅行を！！】

2022年7月10日公開 / 2022年7月11日更新

テーマ：言葉

コラムカテゴリ：くらし

コラムキーワード：お見合い、お見合いパーティー、企業研修

こんにちは。
心を惹きつける話し方をお伝えしているサイカワです。

私は研修やセミナー講師の他、イベントや結婚式の司会をしています。

結婚式の司会を20年以上続けていますが、時代と共に出会い方も変わり
今やナンパや合コンは都市伝説とZ世代は言うほど＜マッチングアプリ＞が大半を占める時代です。

マッチングアプリで出会い結婚に至る人たちの話を伺い本当によく感じることは
『【お互いの価値観や生活のスタイル】など、すり合わせが出来ていますか？』ということ。

誤解のないようにお伝えしますが、マッチングアプリがいけないと言っているのではありません。
出会ってからの相互理解のコミュニケーションのお話です。

SNS上で知り合い、会話も殆どLINE。
これは文字だけの会話ですよね。
画面の文字だけを追って読むことは相手の声や表情で感情を察することができません。

例えば　「いいよ」　という返事。

たった一言のこの言葉でも、相手の本来の感情や考えは考慮されず
喜んで＜いいよ！＞なのか、半分諦めな＜いいよ＞なのか、どちらでも構わない＜いいよ＞なのか
無意識に自分のその日の機嫌や勝手な解釈、いわば都合の良いように受け取っています。

字面だけで「いい人」「なんか合わないかも」など、人のことを判断していませんか。

実際にあるお話ですが
マッチングアプリで出会い、結婚式を間近に控えた新婦から
「あの、光熱費とか生活費を半分入れてと彼から言われてるんですけど…斉川さん、どう思います？」
と見解を求められたり、

「コロナ禍に出会い、会えなかったのでLINEやオンラインで話してました。
お互いの仕事もあるし、ほぼLINEでしたが1日に何度もやり取りしていていたのでお互いを理解しあえました。」
というようなことが多々あります。

リアルで会わずに大丈夫？？
と心配になることもあります。

行動の中にあるちょっとした仕草などで感じる共感や違和感。
例えば・・・
一緒に歩くスピード、
洋服のセンスや好み、
食事の時のクチャクチャと食べる音が気になる、
電車で高齢者の方にさりげなく席を譲った、
意外と車の運転が荒い、
待ち合わせにいつも遅れる、
香水がちょっとキツイ、

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などなど

相手の価値観や自分に合う合わないなど、
リアルに会って共に行動して初めて気づくことが多々あります。

そして字面では伝わらない感情やニュアンスを受け取ることで
相手を思いやり労わる気持ちや行動も自然と変わるもの。

結婚前提のお付き合いなら尚更、
顔を見て会話をして、一緒に出かけてみて、素の相手を見るようにしましょう。
そして、大切なことはちゃんと言葉で伝えましょう。

結婚生活はLINEのやり取りではなく、リアルな二人の生活ですからね！