フリーランスに依頼する時に考えること【システム会社目線】
2020年8月に以下のコラムを記載させていただき、2年半たってもアクセスを多くいただいております。
https://mbp-japan.com/tokyo/marespera/column/5062995/
それだけシステムの不具合について興味を持っていただいている方が多いのではないかと思い、
再度記載をしていこうと思います。
ただ話を折るようで恐縮ではあるのですが、実は原因や対策、お願いしたいことについては
前回のコラムと変わらないところです。
この辺は大前提として踏まえていただいた上で今は特に人の部分が厳しくなったのは実情かと思います。
どの業界でも人手不足というお話を聞きますが、IT業界も同じとなります。
ある程度のスキルがある人は引っ張りだこの状況です。
この状況を解決するのに若手や新人を育てる必要があるのですが、そこに対するお客さんの
反応があまりよくありません。
お客さんにとってはちゃんと対応できる人を入れてほしいというのは当然ではありますが、
ベテランと組ませてやらせるというお話をしても難色を示されることがあります。
これはSES,受託どちらも同じ反応があります。
自社サービスはその部分は受け入れやすいですが、急激に伸びるものでもないですし、
地道な営業活動の上の結果ですので、企業によっても限界はあります。(弊社も同様です)
セットで対応させるようにしているのはベテランにフォローさせるためでもあります。
迷惑が掛からないように調整はしていく企業が多いとは思いますので、
ある程度の信頼が築けた企業は受入いただけると嬉しく思います。
できる技術者も年齢を重ねれば厳しくなることが考えられます。
その時に後継がいなければ自社しいてはお客さんにご迷惑をおかけすることになります。
そのあたりはご理解いただきたいと思います。
皆さんにも新人の頃があったと思います。どうかその時のことを思い出していただき、
業界全体として育てるということが自社や自分に回りまわって返ってくると思い
ご対応いただければと思います。