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社長の思いは社員に伝わっていますか

桐生英美

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皆さん、こんにちは。ハーレー社労士こと、社会保険労務士の桐生英美です。 
企業経営者の方々に共通したお悩みの一つが、

「社長の考え方、思いが社員に伝わらない。社長一人で空回りしているようだ。」
というものです。社長の思いを伝えるためにはどうしたらいいのでしょう。

前回は、社員を大事にする会社は成長しますというお話をしました。
「社員を大事にする」そのために必要なことは、「社員一人一人を思う」ということです。
あるIT系ベンチャー企業の社長さんは、給料日には給与明細を社員に直接手渡しするようにしています。
その際には社員一人一人の働きぶりを評価し、感謝の言葉や労いの言葉とともに伝えているそうです。

人は皆「他者に認められたい」という思いを抱いています。
社員は自分の働きを同僚や上司、社長に評価されたいと思っています。
月に一回でも「認められている」という評価が得られれば、社員の安心感、満足感は増して行きます。

社長側が社員とともに事業ができることに感謝の気持ちを持ち、それを積極的に伝えていけば、
社長と社員のつながりは強まり、信頼関係が深まります。

こうした関係になれば、社長の思いも伝わりやすくなります。
そうした上で、「社長の経営理念はどんなものなのか、
どんな仕事を成し遂げたいと考えているのか」覚悟を決めて繰り返し語るのです。
覚悟を決めて、本気で伝えようと必死になってください。一回言っただけでは伝わりません。何度も言うことが必要です。

社員の感動を引き出し、行動に結びつけることが目標です。
ですから、「皆で○◯しよう!」ではなく、「私は○◯したい!」「会社を○◯にしたい!」という形で思いを伝え、
共感を呼び込みましょう。

弊社では、こうした社内コミュニケーションの取り方や人材教育などのご提案もさせていただいております。
お気軽にご相談ください。

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桐生英美
専門家

桐生英美(社会保険労務士)

日本経営サポート株式会社

民間企業での人事と採用経験25年、社労士登録20年。採用面接は2000人。中小企業が悩む採用問題、人事問題を、自らの実務経験と社労士の資格を活かして円満に解決するサポートをいたします。

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