2016年8月9日に
17年前(1997年)の今日、104年間にわたって66.7‰(パーミル)の難所を越えつづけて来た信越本線碓氷峠の横川‐軽井沢間(横軽、碓氷線)が、長野新幹線(北陸新幹線)の開業(10月1日)に伴って、惜しまれながら最後の営業運転を終えました。廃止前には大勢のファンが別れを惜しみ、つめかけましたが、横軽に人生の深い思いを寄せている人たちも多く、さまざまな感謝や嘆きの声が聞かれました。
2000年2月刊の『小説 碓氷峠』は、上毛新聞の社会面で紹介していただくなど、群馬県・長野県を中心に好評をいただき、「碓氷峠鉄道文化むら」では、その後も現在に至るまで販売していただいております。
その『小説 碓氷峠』が縁となって執筆の依頼を受けた小説『鉄の軋み』は、2009年9月発売の『ノスタルジックトレインNo.3』誌の巻頭に掲載され、鉄道に深く通じている方たちからも、高い評価をいただきました。
両篇をあわせ、かつて横軽の難所でアプト式ED42、およびロクサンと呼ばれて愛されたEF63を運転しつづけた機関士と、その列車に乗り合わせた娘との淡い恋を二人それぞれの側から描き、もって碓氷峠=横軽に寄せる多くの人々の思いを昇華したと評される、鉄道を舞台にした恋の物語です。
今回、来春北陸新幹線金沢開業という節目の秋に、いま一度碓氷峠の感動を広く知っていただきたいと考えて、Kindle版同時発売とさせていただくことにしました。Kindle上で、『鉄の軋み』は今日の午後、『碓氷峠』は今日の夜に、それぞれ販売開始となる見通しです。販売開始となり次第、それぞれ改めてご案内させていただきますが、まずは「予告」として、お知らせさせていただきます。
※9月30日19時00分現在、『鉄の軋み』はアマゾンで審査待ち、『碓氷峠』は出版準備中です。今少しお時間をいただけますよう、お願い申し上げます。
※9月30日23時50分、『碓氷峠』につきましても「出版準備中」から「アマゾンの審査待ち」の状態へと進行しております。今しばらく猶予を頂戴したいと思います。
※追ってご案内を掲載致しますが、『鉄の軋み』は本日(10月1日)朝から販売開始となっております。『碓氷峠』は電子出版権の再確認という手続きを、先ほど終えました。今しばらくお待ち下さい。
※おかげさまをもちまして、10月2日午前1時過ぎより、『碓氷峠』も販売開始となりました。『鉄の軋み』とあわせ、よろしくお願い申し上げます。
国語力に定評がある文京区の総合学習塾教師
小田原漂情
文京区の総合学習塾・言問学舎HP
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