2016年8月9日に
このコラムを始めてから、満2年になるところなのですが、「塾」とか「国語」の話がほとんどで、時おり「昭和の流行歌」や社会全般にかかわること、またまれに「旅」のことなどを書いていて、たぶんスポーツ関連のことをメインに掲載させていただくのは、はじめてのような気がします。
そして、「慣れない内容」であることを合わせ、常体(です、ます の敬体でない)の文章を、そのまま転載させていただくことを、お許しいただきたいとおもいます。何せ三十数年前から応援していた先代鳴門親方(故人)の愛弟子の大関稀勢の里関の、きわめて大事な千秋楽前のことですので・・・。
◇がんばれ稀勢の里/めずらしくスポーツに関すること(相撲)
このブログをはじめて間もないころには、プロ野球のことなども(CSの是非とか)書いたものだが、久しくそうした題材を、取り上げていなかったように思われる(当コラム欄でははじめて)。
もちろん、書き手の関心のおもむく要素に加え、ブログならブログと言う磁場にふさわしい何かがあって、はじめて題材として成立することではあるが、昨年のボクシングの西岡利晃選手のことなどは、書くべきであっただろう。こちらの内面に、時期的な理由はあったのだが。
さて、東京両国の国技館が、連日満員の盛況だと聞いた。久々の日本出身力士、大関の稀勢の里が、昨日まで負けなしの13連勝をかさねて来て、久しぶりの日本出身力士の優勝、さらに久しぶりの横綱へと、期待が高まっているためだろう。
残念ながら今日は横綱白鵬にすくい投げで敗れてしまったが、まだ明日がある。明日の千秋楽、稀勢の里が大関琴奨菊と取る時点では、当然横綱白鵬は、まだ勝ち負けが決まっていない。ここで勝つか、負けるかでは、大違いである。
稀勢の里が琴奨菊に勝ち、もし白鵬が横綱日馬富士に敗れれば、14勝1敗の相星(あいぼし)で、優勝決定戦になる。白鵬が全勝の場合、「優勝に準じる成績」と認められるかどうかは難しいが、その1敗が全勝の白鵬相手のものだから、可能性は高い。
逆に稀勢の里が敗れて13勝2敗となった時、番数からみれば立派な成績ではあるが、最近横綱に昇進した日馬富士の成績(2場所連続全勝優勝)と比較して、来場所の横綱とりのたたき台とするには、心もとないものがある。
ここは何が何でも、明日の一番に白星を挙げてもらいたい。幸い今日の敗戦後、「明日から」頑張ります、と述べたそうだ。明日は、だったら今場所だけの意識だが、「明日から」ということは、来場所以降、長く続く道のりを視野に入れている、高い意識のあらわれだろう。
唐突と思われても仕方のない稀勢の里応援ブログではあるが、じつは私は、稀勢の里の大関昇進を目前に他界した先代鳴門親方(第59代横綱隆の里)の、新入幕時代からのファンだった。当然稀勢の里についても、「萩原」時代から応援している。
今場所の様子から見ると十分期待できると思うが、高く厳しいハードルというものは、やはり越えられる時に越えることが重要である。その意味でも、ここ一番、明日の千秋楽には、誰よりも自分が悔いを残さぬよう、良い結果を出してもらいたい。まさにここ一番なればこそ、今だからこその声援のつもりである。
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国語力に定評がある文京区の総合学習塾教師
小田原漂情
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