言問学舎の冬期講習2024‐25 中3生期末躍進、社会連続100点達成
「 国語力」に定評のある言問学舎の大きな特徴の一つに、「文学から評論まで、また文法から実作まで、全方位的に国語が学べる」ことが挙げられます。もちろん大学受験年度(高3ほか)について言えば、高い得点力を身につけながら、「国語の本質が学べる」ということです。
言問学舎が大学受験を全面的にターゲットとしたのは、平成21年受験からですが、以後現在までに、3名が国文学科・日文学科に進学・合格しています。
平成21年受験 日本女子大学文学部日本文学科
平成23年受験 駒澤大学文学部国文学科
平成24年受験 國學院大学文学部国文学科
うち21年日本女子大は指定校推薦、23年駒澤は一般推薦、24年國學院は一般入試合格です。駒澤の一般推薦は、知識問題と小論文の融合問題で、合格者は3年生になる頃国文学科志望に変えたので、知識・表現の面にやや弱さが見られましたが、古典を土佐日記一本に絞って読み込むなど作戦を練り込み、見事合格に至りました。マンツーマンで記述の特訓、面接の特訓をしたのは言うまでもありません。
今年國學院に合格し、進学する生徒は、センタープレのあたりから国語に関してはまったく心配がないほど、きちんと読み方・解き方をマスターしていました。センターの本番では8割5分を超え、私大の過去問では全問正解もありました。
受験学年では、やはり受験対策が主眼になりますので、国語をしっかり勉強したい方は、1・2年から言問学舎で学ぶことのメリットが大きいです。良い作品をきちんと読み、自分の思惟・情念をそこに添わせることが、国語の勉強の根本だからです。
受験学年のみの指導でも、茨木のり子や石原吉郎など、詩作品は扱います。詩を理解することは、国語を理解するために「早く、深い」方法だからです。古典作品なら、古本説話集や大和物語など、一話完結で脈絡の理解しやすい作品で内容理解を深める授業も実施します。
しかし土佐日記を全部読む、漱石の『こころ』を教科書だけでなく全部読んで、深く検討し感想文を書く、などの「勉強」は、一般の大学受験の準備年度にはできません。鷗外の『舞姫』は明治期の文語文の大傑作ですが、「大学受験のためにテキストとして用いる」のには不向きです。これらのことが、早くから国語を勉強することのメリットなのです。
もちろん「受験勉強をしながら、同時に国語の本質が学べる」授業を、言問学舎では常に展開しています。国語学の基礎の部分や上代の文法には必ず触れますし、記紀歌謡を引用することもあります。
さらに、希望者は大学進学後言問学舎で国語の講師として経験を積むこともできますので、特に将来国語の教職に就きたいと考えている人にぴったりです。受験で国語を学び、講師として教えることも学んで行けるのです。塾生・受験生にとって大きなメリットであるとともに、言問学舎の地道で継続的な社会貢献(社会に資する)でもあります。
言問学舎では、この春も「国文学科・日文学科進学志望」の方が勉強に来てくれるのを待っています。その淵源が奈辺にあるかということについては、舎主小田原漂情のプロフィールのほか、言問学舎ホームページ内の読み物や国語教育に関する記述などをお読み下さい。
★前回お知らせした第2期説明会に加え、平日プレ説明会も設定しました。この記事をお読みいただき、文学部進学のためにご関心のある方は、ぜひご参加下さい。
日時 3月7日(水) 13:00~
18:00~
3月8日(木) 11:00~
14:30~
会場:言問学舎本部教室
国語力に定評がある文京区の総合学習塾教師
小田原漂情
文京区の総合学習塾・言問学舎
有限会社言問学舎の取材記事はこちら!
http://mbp-japan.com/tokyo/kotogaku/