小学校受験に役立つ絵本の選び方
スクールでは、保護者の皆さまに授業を参観していただくことを大切にしています。
子どもがどのように説明を聞き、考え、課題に取り組んでいるのか。その姿を実際に見ていただきたいからです。
とはいえ、保護者の皆さまも毎日お忙しいと思います。教室に座っていても、仕事のことやこの後の予定が頭に浮かぶこともあるでしょう。
ずっと一瞬も目を離さずに、というお願いではありません。
ただ、正解した瞬間や発表している場面に加えて、考え込んだり迷ったりしている時間にも目を向けていただけたらと思っています。
そこには、結果だけでは見えてこないその子なりの取り組みがあります。
活躍している場面だけではわからないこと
子どもが講師の質問に正しく答えたり、友だちの前で堂々と発表したりする姿は親としてうれしいものです。
そんな場面を見たら、ぜひ家に帰ってから褒めてあげてください。
一方で、授業にはうまくいかない場面もあります。説明を聞き逃して何をすればよいかわからなくなったり、友だちより時間がかかったりすることもあるでしょう。
僕は、そうした姿にもその子を知る手がかりがあると思っています。
すぐに答えられない時間にも、一生懸命考えているかもしれません。周りを見ながら、何とか自分でやり方をつかもうとする子どももいます。
反対に、正しい答えが出ていても十分には理解できていないことがあります。
答えにたどり着くまでの様子を見ると、丸かバツかだけではわからなかったことが見えてきます。
結果を見ると心が動く
小学校受験に向けて準備をしていると、テストの結果が気になるのは自然なことだと思います。
頑張ってきた分だけ、よい結果であってほしい。思うような結果でなければ、驚いたり焦ったりすることもあるでしょう。
僕も親ですから、わが子の答案にはできれば丸が並んでいてほしいと思います。花丸までついていたら、なお結構です。親の希望は、なかなか控えめになりません。
ただ、その気持ちが強くなると「どうして、これができなかったの?」という言葉が先に出てしまうことがあります。
子ども自身も、うまくできなかったことを残念に思っているかもしれません。何が難しかったのか、まだうまく説明できないこともあるでしょう。
そんなときに日頃の取り組みを知っていれば、結果だけで判断せずに子どもの話を聞く余裕が生まれると思うのです。
日頃の姿が結果の受け止め方を変える
例えば、授業中に説明を最後まで聞くことが難しい子どもが、テストでも指示を聞き違えたとします。
普段の様子を知っていれば、その結果にも思い当たることがあるかもしれません。
「ああ、授業でも時々そういうことがあったな」
そう受け止められると、次はどうすれば聞き取りやすくなるのかを考えられます。
また、答えは間違っていても最後まで自分で考えようとしていたなら、その頑張りを伝えてあげたいところです。
「ここまで、自分で考えていたね」
そんな一言から話を始められるのも、取り組んでいる姿を見ていたからこそだと思います。
もちろん、参観授業で見た一場面だけで子どもの力を判断することはできません。調子のよい日もあれば、なかなか気持ちが乗らない日もあります。
いくつもの姿を見ながら、その子が今どんなことに取り組んでいるのかを少しずつ知っていく。参観授業が、そのための機会になればと思っています。
「できた」の手前にも成長がある
僕は、参観授業を子どもの活躍を披露するだけの場にはしたくありません。
うまくできたときはもちろん、迷いながら取り組む様子や友だちと協力する姿も保護者の皆さまと共有できたらと思っています。
できたことは、ぜひ褒めてあげてください。
うまくいかなかったときには、何が難しかったのかを一緒に考えていければと思います。次はどんな手助けがあるとよいのか、僕たちも考えながら指導しています。
その中で見つけたいのが、結果にはまだ表れていない頑張りです。
前はすぐに手を止めていたのに、今日はもう一度やってみようとしている。そんな姿に気づくこともあるでしょう。
わからないまま黙っていた子どもにとっては、「教えて」と言えたことが大きな一歩になる場合もあります。
答案の丸の数が同じでも、取り組む姿まで同じとは限りません。
親としては、つい丸が増える日を楽しみにしてしまいます。けれど、その前から喜べることもありそうです。
参観授業が、そんな小さな成長を一緒に見つける時間になれば僕もうれしく思います。
しながわ・目黒こどもスクール|目黒校・茗荷谷校
公式LINE:https://lin.ee/9AJStKL
公式サイト:https://kodomoschool.jp/


