何歳から知育を始めるか
子どもたちを指導していると、同じように説明しても、すぐに取り組み始める子もいれば、戸惑っている子もいます。
自分では分かりやすく伝えたつもりでも、その子には伝わっていないことがあります。そんなときは説明の仕方を変えたり、実際にやって見せたりしながら、その子が分かる伝え方を探すようにしています。
糸井さんの言葉を受けて 大村コーチが変えたこと
以前、プロ野球選手の糸井嘉男さんと、指導にあたった大村巌さんのエピソードを知りました。
糸井さんが投手から野手に転向した当時、大村さんは短期間で試合に出られるようにする役目を任されました。早くできるようになってほしいという焦りもあり、できていないところを繰り返し指摘してしまっていたそうです。
そんな中、糸井さんから否定され続けると本当にできなくなってしまいそうだという気持ちを伝えられ、大村さんは指導方法を見直します。
参考になるものを探して書店に立ち寄り、そこで手に取ったのが子犬の飼育本でした。褒められた行動を繰り返すようになるという内容からヒントを得て、翌日から糸井さんへの接し方を変えたといいます。
できていないところを指摘するばかりでなく、できたことを見つけて褒める。その関わり方が糸井さんには合っていたそうです。
僕が印象に残ったのは、大村さんが糸井さんの言葉を聞いて、実際に自分のやり方を変えたことです。
選手からそう言われたときに受け止められるか。そして翌日から変えられるか。自分だったらどうだろうと考えました。
子どもによって違う関わり方
スクールでも、子どもによって関わり方を変えています。
できたことを具体的に褒める。少し難しい課題を出して挑戦する気持ちを引き出す。急がせずに考える時間を取る。同じ課題に取り組んでいても、その子にどんな声をかけるかは違います。
もちろん、子どもの希望に何でも合わせるということではありません。必要なことはきちんと教えます。
ただ、教えたことが伝わっていないときに、子どもが話を聞いていないからだと決めつけてしまうと、自分の説明を見直す機会がなくなってしまいます。聞いていたけれど分からなかったのかもしれませんし、別の伝え方なら分かるのかもしれません。
そのあたりは、子どもの様子を見ながら考えるようにしています。
うまく伝わらないときに
長く子どもたちを指導してきた経験に助けられることはたくさんあります。ただ、以前うまくいった方法が目の前の子どもにも合うとは限りません。
大村さんの話を聞いて、自分も教え方を見直せるだろうかと考えました。うまく伝わらないときほど、自分のやり方にこだわっていないかを振り返るようにしています。
しながわ・目黒こどもスクール|目黒校・茗荷谷校
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