〈書籍のご案内〉 やる気を強化したい人に向けて書きました
↑ 医学部生の意見交換会の様子です。医学生道場では定期的に、情報共有の場を作るようにしています。
興味がある方はこちらへどうぞ( 意見交換会)
こんにちは。「先生に興味のない分野はあるんですか?」と言われた橋本です。そう言われてみると、あまりないかもしれません。知らないことに興味があります。哲学みたいですね。
よくあるお問い合わせ
昔は「医師国家試験対策」や「卒業試験対策をしてほしい」という依頼が多かったのですが、最近は「現在休学中で、進級対策をしてほしい」「留年しそうだから、相談にのってほしい」という問い合わせが増えてきています。その中でもよく相談されるのは、次のようなことです。
「入るのが難しくて、出るのは簡単なのが日本の大学だと親に言われていました。実際は出るのも難しいです」
「医学部受験って、とりあえず英数物化極めりゃいい、みたいなとこあるじゃないですか。進級試験ってどうやったら極められるんですか。みんな天才です」
「自分、医学部入ってすごいと思ってたんですけど、たくさん試験落として完全に自信を失いました」
進級試験と医学部受験の違い
医学部受験は難関です。英語、数学、物理、化学、(生物)を、しっかり勉強して合格している人がほとんどです。
例えば英語は速読や長文読解に関しては右に出るものはいない、数学は大学への数学を極めている人ばかり、物理は駿台で勉強してましたたとか、難問題の系統を回し終えている人がゴロゴロ、化学は特に意識しなくても点数を取れてしまう凄い人ばかりです。それが医学部です。
ですが、医学部の進級試験はびっくりするほど性質が違います。箇条書きにしてみますと、次のようになります。
①科目数 : 1年間に15科目~20科目。まとめてほしくなります。
②それぞれの科目の難易度 : 1学年で5人ぐらいしか受からない科目もあります。問題が問題です。
③戦う相手 : 平均点を調整して、合格者数を決める科目もあります。相対評価の科目です。すると相手は試験ではなく、周りの医学部受験を勝ち抜いた天才達です。橋本はこれを「バトルロワイヤル」と呼んでいます。
④メンタル : 医学部受験は挑戦です。追いかける者は強いのです。進級試験は「落とせない」というプレッシャーです。追われるものは、胃潰瘍の予備群となります。
⑤上京してきたばかりの人 : 医学部受験の時は、周りに仲間がいました。ですが、地元ではない地域の医学部に入学した人にとっては、仲間が作れない場合には、メンタルはさらに悪循環となります。最近は地方の医学部生からも相談を受けることが多くなりました。
⑥部活やサークル、アルバイト : 頑張って医学部に合格したので、少しぐらいやりたいことをやりたいのは当然のことだと思います。生活のためにアルバイトをしなければならない場合もあると思います。友達を作らないと資料がもらえないこともあるので、人間関係も重要です。勉強だけに打ち込める受験期とは違います。
⑦医学自体が日進月歩で進化している : 進化する学問を極めるのは不可能です。
医学部の進級試験と受験では、求められる勉強の仕方が全く変わることが分かっていただけたと思います。ほんの少しノウハウを知るだけで、効率が大きく変わります。医学生道場では効率的な勉強の仕方も丁寧に教えています。
今日のまとめ
いかがでしたでしょうか。
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