起業アイデアコンテストとは?参加メリット、受賞のコツ
年数だけでは退職時期を決められない
――会社員として働きながら、個人で記帳の仕事を2年間も続けている方が退職を迷っています。2年続いたことをどう見ますか?
新井:2年間続いたことは大事です。でも、2年たったから会社を辞めていいとは言えません。僕が先に聞きたいのは、今受けている仕事が、会社を辞めた後も毎月続きそうかどうかです。続けた年数と、これから入る仕事の見通しは違います。
――親と同居していて、辞めてもすぐには生活に困らない方でも同じでしょうか?
新井:退職直後の負担が軽いことはあるでしょう。それでも、仕事の依頼が続くかは別。数か月後の仕事が決まっていなければ、その先の収入はわかりません。まずは今の依頼先に、継続して頼まれる仕事があるかを確認したいですね。
退職後も、依頼の種類と額は変わる
――会社にいる間は順調だった仕事も、退職後に変わることがありますか?
新井:あります。同じ仕事が同じ額で入り続けるとは限りません。
――毎月何かの依頼があっても、安心はできないのですね。
新井:はい。常に新規を取らないといけません。
半年先までの仕事を数える
――退職の判断には、何を見ればいいでしょう?
新井:半年先まで仕事が入る見通しを一つの目安にしています。
――仕事の数より、続く見込みが必要なのですね?
新井:そうです。「副業を何年続けたか」だけでは判断できません。
足りない分は会社にいる間に増やす
――半年先の見込みが、今の給与に届かなかったらどうしますか?
新井:その差を、会社にいる間に新しい依頼で埋めていきます。僕の著書『会社を辞めずに朝晩30分からはじめる起業』でも、退職前に利益と半年先までの売上の見込みを確認するよう書いています。
――今からできる確認は何でしょう?
新井:今頼んでくれている方に、次も続けて依頼したい仕事があるか聞いてみてください。単発で終わる仕事しかなければ、会社を辞める判断はまだ早いでしょう。
起業家インタビュー(聞き手:伊藤純子)
新井一氏プロフィール
起業18フォーラム代表。「会社員のまま6カ月で起業する」方法を伝える起業支援キャリアカウンセラー。キャリア26年以上の実績を持ち、延べ60,000人の会社員の起業をサポート。会社員時代に始めた事業で培ったノウハウ、多数の起業家を生み出してきた実践的技術を武器に、起業支援&集客マーケティングの専門家として活動中。
→ 新井一のセミナー日程一覧


