お箸の使い方、持たなければ、簡単です!

銀座のふぐ職人、熊澤でございます。
当店のふぐさし、2人前をよそった、このお皿は、
古伊万里赤絵金彩尺皿 です。
NHK「美の壷」で 撮影して頂いた器でございます。
パート① ② と同じく、わかりやすく分けて書きます。
古伊万里 = 古伊万里焼き(有田焼の古い器)
赤絵 = 色(赤)を使った
金彩 = 金色で彩色した
尺皿 = 30センチ(1尺)のお皿
この 古伊万里 のお皿、ホンモノ?と思った時に、読んでください①へ
この 古伊万里 のお皿、ホンモノ?と思った時に、読んでください②へ
購入しようか、でも怪しい。どうにも迷った時に
私は、骨董商ではございませんので、あくまで、ユーザーサイドから。
でも、料理屋の仕事としまして、
皆様に、まず安心して頂く事を、信条としております。
少しでも、皆様の骨董品への不安が、安らぎますように、
このコラムを書いております。
パート②では、ざっと、器の見分け方を、ご説明いたしましたが、
それでも、
どぉ~にも、見分けられなくて、困る、そんな器に、出会う事がございます。
「欲しい」けれど「怪しい」、ムズムズが止まらない。
そんな悩みに 出会った時に、
お勧めの方法を、お教えします。
ニセモノは、同じ場所から いくつも、出てくる
現在、
私が、ネットオークションで、「古伊万里 皿」で検索してみると、
ホント、
「あれぇ??」
と、思うものが、1画面に、1点は、ございます。
それくらい、江戸期から明治期の、
古伊万里のお皿は 人気だ、という事なんですね。
さて、次の一つを、覚えて下さいませ。
ニセモノは、何個も、何個も、作られます。
ニセモノの宿命、としまして、
似たようなものを、何個も作って 売らないと、儲けになりません。
何でか?
答えは、案外簡単です。
本物に似せるだけでも、現代は、製作費が 結構高くなるから、です。
この辺りの内情を頭に入れておくと、
結構、危ない所を、避ける事ができます。
パート①では、
20年前の、ニセモノを 私が たくさん掴んじゃった お話をしました。
そして、パート②で、少し 触れてますが、
現代は、それから、ずっと、ずっと、技術が高くなりました。
いや、ニセモノを作る技術が、上がりました。
いや~、たいへんだ。
写真を見ただけでは、
「あれ?」とは、思うけれど、本物に よく似た作品が 増えました。
「なんだか怪しい。怪しいけど、欲しい。でも、怪しい・・・」
そんな時は、購入を決める前に、
同じ時に出品されている、他の器たちも、たくさん、一緒に眺めてみてください。
スマホのような、小さな画面では、
なかなか、細部までは見渡せませんから、
できれば、4Kテレビなど、大きな画面に投影して。
それで、
怪しい、とお感じになった、貴方の アンテナが、正しかったら、
色なり、柄なり、技法なり、とにかく雰囲気が、
似たような、怪しいモノが、他にも、見つかると思います。
その、それぞれの、出品者を見ると・・・・
あ~ら不思議、
自分が買おうか、迷っているお品と、同じ出品者だったり、するんですね。
で、これまた、よくある事ですが、
ニセモノを出していらっしゃる出品者様でも、
ニセモノばかりではない、
本物に交じって、ニセモノを、ちらほら、出品されている事が多い。
優しい方はね、こうも、考えてしまいます。
「案外に、出品者様は、ニセモノと気づかずに 出品しているかも。」
でも、そこまで、わかったら、
もーそこで、迷ってしまわないように しましょう。
私なら、詐欺師の論法で、
「だます人は、8割は、本当のことを言う」
を、頭にリフレインさせて、購入ボタンを押さずに、削除します。
この作業、何度もすると、自分の性格が、ひねくれてきますから、
本当に、買おうか、迷った際に、使いましょう(笑)
今週水曜日は、エイプリルフール ですね。
皆様、どうぞ、私のように、何度も 化かされませんように。
では。
<毎週日曜・水曜 12:30に更新します>



