レストランの置物は、宴席の話題に使ってください②
上座から見える景色は、別物

皆様が集まる、ご宴席。
たいていは、ご招待する側を、何度も経験してから、
ご招待される側に回るのが、普通はありそうなお話ですので、
そういう方には、このコラムは不要なものだと存じますが、
たとえば、税理士、家屋調査士、設計士などの、
士(さむらい)業、と呼ばれる職業の方や、
クリエイティブな職種の方は、
急に目出たくご縁が繋がって、
慣れる間もなく、接待される側に お呼ばれしたり、
そんなお話も、本当に、よくあります。
また、これまで、下座側でお客様をご接待されていた方も、
上座側に座った途端、
全く違う景色に、「どうしよう・・」と、お感じの時も、よくございます。
本日は、上座に急に招待された方のための、入口のお話です。
下座と上座では、見える景色は違います。
なにせ、宴席の話題がすべて、ご自分を中心に回るのですから。
下座側は、皆さん笑顔、笑顔。あくまでも笑顔。
さてさて、どうしましょう?
まず、お呼ばれされた際の、気持ちの準備から
上座に座ってみて、わかる 発見はたくさんございまして、
その1。
上座席の方が、イロイロと気を配らなくてはならない。
次々、お話を向けられて、おトイレに行くタイミングすらも、難しい。
あれ~、こんなに大変だったっけ?
というものでございます。
こんな風にお話しております、私ですら、
上座席に据えられた事など、ほとんど ございませんもの。
「本日は私のために、お席を設けて頂きまして~」
という、主役、慣れないですよね~(笑)
大丈夫、このコラムで、それでも、安心できるポンとをお知らせしましょう。
上座に座ると、わかる、その2。
下座側と上座側の、会話のバランスは、案外にも、イーブンです。
「え?ここ、私が話す番ですね?」
など、会話のキャッチボールの順番は、平等に回ってきます。
ですので、
上座だから、といって、特別な態度を取ったり、
常に話題のイニシアティブを取らずとも、
お互いの視線を合わせて、普通にお話をすることができます。
慣れていらっしゃると、
その、イーブンな会話バランスの上で、
「こうしてもらいたいんですよね~」
と、今後をさりげなく リクエストできるのが、上座のチャンスです。
でも、
その辺りは、私の仕事の領分ではございませんので、
ただ今申し上げたポイントを、押さえて頂くだけでも、
とっても、ご宴席が楽になるはずです。
上座側が、楽にお過ごしになられているご宴席は、
下座側の方も、ご用意の甲斐あった、嬉しいご宴席になります。
イロイロお話しましたが、
ご宴席で、特に上座で、安心したり、楽に過ごすには、
最初は、ある程度の 気合とか、根性、が、必要になります。
「気合を入れて、楽に過ごすつもり」
まずは、このお気持ちを お持ちになって、ご招待のお店へ いらしてくださいませ。
お土産は、「キエモノ」がよろしい
初めて宴席にご招待いただくので、
お帰りの際にお渡しする物も、頭に浮かぶ、と存じます。
たとえば、身近に経験ある、お土産の例として、
結婚式の、引き出物を、参考になさる方も、いらっしゃるかもしれません。
私も、その引き出物を例に、お話しましょう。
結婚式の引き出物は、
「記念品」と、「記念菓子」の、2種類で構成されています。
「記念品」には、
「この祝いの機会を、今後も心に残してほしい」という気持ちがこもっています。
「記念菓子」は、記念品を乗せるための道具、
「台」と、そのまま、呼ばれることもございます。
それに対して、
お呼ばれのご宴席は、「消えてなくなっても、良い体験」ですから、
お土産に選ぶものは、食べ物や、飲み物。
いわゆる「キエモノ」が宜しいですね。
ご宴席も、企業取引も、始めてみると、見える世界でございます。
慣れてしまえば、あの時はこれ、この時はこう、と、整理できます。
最初は、どなたも、アタマから、覚えていくものなので、
できる限り、少なく、
こんな感じの覚え方で、いかがでしょうか?
<毎週日曜・水曜 12:30に更新します>



