現在のご宴席で、大人言葉を覚えるより、必要な事①
まじめな誰かがいると、心強い
テクニックとしては、明 → 暗 → 明
銀座のふぐ職人、熊澤でございます。
ここで、チョッと、プロポーズのための、
お店選びのポイントを、お話しましょう。
プロポーズは、その前と、後の、イメージが、大切なので、
光や、周りの動きのイメージに、変化を付けます。
たとえば、
待ち合わせは、賑やかな場所。
賑やかな場所を抜けて、お店の静かな部屋に入ります。
エピローグは、また、賑やかな場所へ。
明 → 暗 → 明。
動 → 静 → 動 でも、同じ意味です。
これが、いわゆる、テクニック的なお話です。
本番では、あまりお気になさらない方が、宜しいかもしれません。
お相手のお好きなお店、憧れのお店を、選んで差し上げて下さい。
飲食店主は、様々な方の、人生を見ています
どんなお料理の種類であれ、
私に限らず、飲食店のオーナーと申します方は、
いろんな方の人生に、一瞬加わらせて頂ける機会に、恵まれた職業です。
笑顔で召し上がっているだけではない、
泣きながら食べたり、ケンカしながら、何かに怒りながら、
そんな食事にも、お付き合いしている。
「死ぬ前に、あなたの料理が食べたい、と言うから」
なんていうリクエストの際には、
作る私も、泣きながらこさえていたり、しましたっけ。
いつも、お客様の正面には、お料理がございますから、
我々は、お客様の肩越しに、その人生の瞬間に、お付き合いする職業です。
そんな私たちにとりまして、「告白」の舞台は、
店内全員が、貴方様のお味方になりたい、華々しい場面でございますね。
大丈夫、
百戦錬磨のプロたちが、味方をしてくださいますよ。
プロポーズの言葉は、ヘタでイイ
最後に、老婆心ながら。
プロポーズの言葉は、練習しない方が、よろしいと存じます。
意外に感じられるかもしれませんが、
言い慣れてしまうと、
「アイラブユー」ほど、嘘くさく聞こえる言葉も、ございません(笑)
ですからね、この言葉だけは、下手で、いいんです。
大切な方に、いっぺんしか、言わない言葉、
それが、誠実、というものでございます。
どうぞ、お気持ちを伝えて差し上げて下さい。




