レストランの置物は、宴席の話題に使ってください①
何か「感じ」たら、お尋ねしましょう
銀座のふぐ職人、熊澤でございます。
ご宴席で語られる、とされる、「大人言葉」。
ご宴席デビューを前に、
一生懸命覚えよう、とされる方、いらっしゃると思います。
「大人言葉がわからなかったら、どうしよう?」
せっかく、これまでのプレゼンで、「できます」を連発してきたのに・・
心配は、尽きないですよね。
まず、ご心配の種を、先に摘んで差し上げるのが、
このコラムの役目と存じますので、申します。
わからなくとも、何か、「感じ」があった時は、正客様に伺ってください。
「スイマセン、何の意味でしょう。わからなくて。」
その言葉を言えるのが、ある意味、勇気、でございまして、
巷に流行っている、「接待対策本」によく出てくる
can はだめ、の、具体的な方法のひとつです。
ご宴席は、正客様に、たくさんお話して頂く場、
プレゼンと、立場が真逆になります。
お話するのが、勇気なら、正客様にお話を向けるのだって、勇気です。
ご宴席の前に、ここまで来たご自分を、褒めて差し上げましょう
現在のように、
ご宴席のエキスパートのような方が、少なくなった時代では、
あまり、「大人言葉」は、意識されないでも、宜しいかもしれません。
緊張のあまり、ご自分の気持ちに、
卵の殻のような、ガチガチな壁を作ってしまうと、
良いご宴席は、期待するべくもありません。
そんなことより、
お相手が、ご宴席についてくださるほど、一定の評価を頂いたのですから、
貴方様を一定レベル、信頼して下さっているのです。
まず、「ワンステップ、上手く行った」、と、ご自分をほめて差し上げて下さい。
これが、とっても大事です。
で、次に進む前に、
そもそも、企業のご宴席・初心者の方がお持ちの、尖った疑問、
「お互い、料理食べて酒飲んで、何でそれが営業になるのか?」
への、
ご自分なりの答えをお持ちだと、またひとつ、うまく進むと存じます。
次回は、そのお答えの、ひとつでも、ご披露できたら、と存じます。
ーその2へ続くー
<毎週日曜・水曜 12:30に更新します>




