私が足を運んで集めてきた美味しさを、オンラインショップでも!

画像は、愛知県 知多半島の、天然とらふぐが揚がる港、師崎漁港です。
銀座のふぐ職人、熊澤でございます。
齢60を過ぎまして、将来の体力的なことも考えて、
店の営業を、一日一組にしたことから、大きな時間をもらいました。
それで、もともと訪れていた、産地様訪問の熱が強くなりまして、
現在も、せっせと足を運んでおります。
産地様へ私が足を運んだ際に、良く、かけて下さるお言葉は、
「貴方だけだよ、来てくれたのは~」。
私へのねぎらいもあると思うので、少々、言質をゆるく考えますが、
それでも、とっても嬉しい。
これほど、「シェフが産地へ行ってる写真」が、
まるでブームのように、SNSに載る、今日ですが、
私は、産地様で、自分の写真を撮るの、いつも忘れちゃうんです。
後で申し上げる、風、とか、施設、とか、
そういう物事への興味が、先に立っちゃって。
困ったものです。
産地の方と、同じ感じ方をする
別に、どなたかとお話する訳でなくとも、
私は気になると、まず、出かけてみます。
ですから、後日、別のお話をしている際に、
たまたま、私が訪れた時のお話が出て、
産地の担当者様に「来てたの?」と驚かれることになる訳です。
そうして、産地様にも知れ、何度か足を運んでいると、
風の匂い、と申しますか、天気図を眺めて、
「低気圧が来週来て、産地の海が荒れそうだから、今週のうちに注文してー」、
なんていう、
「カン」より、すこし確かなモノが、考えられるようになります。
この、「カン」より、少し確かな、「何か」は、
後々、産地様とお話する際にも、とっても役立つんです。
ーその2へ続くー
<毎週日曜・水曜 12:30に更新します>



