効果大!片づける前にする3つのポイント
片付けプロモーターの高橋和子です。
アスファルトからの照り返しで焦げつきそうです。
以前セミナーにいらして興味をもって下さった方から
整理収納レッスンのご依頼を頂きました。
整理収納レッスンは、1時間半程、整理収納の基本を
お教えして、その後1時間半で、簡単に出来る場所を
実際に整理収納して、手順などを覚えて頂くレッスンです。
ご自宅は、築年数が20年位のマンションで、2LDKの
お部屋は、リフォームしてあるので、きれいでしたが、
備え付けの収納庫などは一切ありませんでした。
お二人暮らしなので、モノは多くないのですが、
収納するチェストやタンスもない状態なので、
ベットルーム以外のもう一つのお部屋が物置部屋に
なっていました。
奥さまに整理収納の基本をお話し始めると、
お隣の部屋にいたご主人も出てこられて
一緒に参加することに。
ご主人曰く「1~2年後に、引越しを考えているので、
その時に収納するタンスなどを買いたいので、今はこれで
我慢している」とのこと。
リビングも大きな3人掛けのソファーとセンターテーブル・
大きなTVとTVボードだけなのですが、
ものすごく雑然とした感じでした。
実際の整理収納レッスン場所をリビングと決めて、
具体的な問題点を検証しました。
リビングを雑然とさせている原因
1:ソファー横の30㎝位の隙間スペース
スーパーの袋に入ったモノや書類・雑誌・新聞・
中身が見えない箱などが、積み上げられている。
2:TVボードから無数に伸びている、配線コードの束。
デッキ類しか置けないボード下に、DVDやリモコン類が
無造作に突っ込まれている。
すっきりリビングに解決!
引っ越しを見越して、収納計画をする事は大切な事ですが
まだ、1~2年続く今の生活を心地よく暮らす事も大切です
1:隙間に積み上げられたモノ達の収納場所(帰る場所)を決める
2:積み上げられたモノ達を全部リビングに出して仕分け作業をする
3:取って置くモノの種類と量を把握・リビングに置くモノを決める
こちらのお宅のように、収納場所が少ない場合は、今ある収納を
最大限に生かす工夫が必要ですが、最低必要限の収納用品を揃える事
もすっきりリビングを作る大切な要素です。
収納する場所がないので、取り敢えずリビングの隅に置いたモノ達を
片づけ魂に火が付いたご夫妻は、早く仕舞いたい。すっきりさせたいと
言う事に。そこで、リビングで常に使うものを収納するシェルフを
ご提案させていただきました。
リビングの家具は、お部屋の色調やテイストに合わせた
機能とインテリア性があるものをオススメします。
こんなカンジのシェルフをご提案しました。
TVボードの配線コードも簡単に収納できる
コードBOXをオススメしました。
リモコン類やDVDは、ご自宅にあったカゴに
入れてみました。
たった1時間半程で、リビングは見違えるようにすっきり。
これから、夏期休暇を利用してご夫妻で、プチ物置部屋片づけに
トライされるそうです。
整理収納レッスンで学んだ事が生かされますように。
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