(BSテレ東)日経モーニングプラスの取材を受けました
こんにちは、マンション管理士の深山です。
なぜ、マンション管理士は管理組合から採用されない(頼られない)のでしょうか?
その理由は大きく5つあります。
1)管理士の存在を知らない人が多い
2)資格取得者の経験不足
3)不足する対人能力
4)必要性を感じない
※4)については前回書きました(前回ブログはこちら)
今回は5つ目の理由を述べます。
5)費用対効果が見えない
もし理事会が、4)に書いたようなソフト面の課題に気付き、マンション管理士の必要性を認識したとして、
最後の壁は、「マンション管理士を採用する費用対効果が見えづらい」ということになります。
マンション住民の多くが管理組合の運営に無関心(人任せ)である現状で、
理事会がマンション管理士を採用しようとすると、
「管理会社がいるのに、なぜ別の人間を採用するの?」
「コストがかかる・管理費は値上げにならないの?」
「採用してどれだけの(金銭的)効果があるのか?」
との声が上がってきます。
要するに「お金」です。
特に日本では、コンサルティングという「目に見えない」「将来的に費用対効果がでてくる」ような
商品に対して、価値を認めにくい傾向があります。
しかもマンション管理士は、同じ「士」がついても、弁護士や司法書士のような認知度はありませんし、
マンション管理士の資格者でなければできない独占業務もありませんから、なおさらです。
私がマンション管理士の資格を取得したのが平成13年。
それ以降、独立してマンション管理士を営んでいる方が非常に少ないのは、
これらのような理由があるためだと考えています。
では、マンション管理士が活用されるためにはどうすれば良いでしょうか?
今後、書いていきたいと思います。
マンション管理コンサルタント メルすみごこち事務所
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