地域が元気になる“学びの場” ― 松が丘寿大学で見た、断捨離がつなぐ人と暮らしの力

大切な思い出を選び残し
不要なモノを手放していく
断捨離サポートならお任せください。

断捨離提唱者やましたひでこ公認
断捨離チーフトレーナー
小林理恵です。


千葉県船橋市教育委員会
松が丘公民館が主催する
「松が丘寿大学」にて、
『シニアの整理整頓術
　～気持ちが明るくなる断捨離のすすめ～』を担当いたしました。

当日は、60代後半から90代後半までの学生
およそ110名がご参加。
その熱気と学びへの意欲に、心から感銘を受けました。


地域の中で“学び合う文化”が根づく場所

松が丘寿大学は、地域の高齢者の方々が
自主的に学びを継続するための生涯学習機関です。
半年を一区切りに
毎月開講される多様な講座を通じて、
「年齢を重ねても学び続けたい」という想いを
地域で共有、実現されています。

最高齢の実行委員長を中心とした実行委員会の皆さまが、
運営を自ら担い、地域の支え合いの文化を生み出している。
その姿は、まさに「地域力」コミュニティの象徴でした。






断捨離は「安全」「健康」「快適な暮らし」を支える実践

今回の講座では、
断捨離の基本である「モノ」「空間」の関係性を中心に、
変化してきた人生のステージを振り返り
住まいを安全そして快適に整える視点をお伝えしました。

加齢とともに変化する身体感覚や動線、
気づかぬうちに増えていくモノ。
それらが日常生活のリスク要因となることも
少なくありません。

断捨離は単なる片づけではなく、
「暮らしの安全管理」かつ「自立支援の一環」 として、
行政・福祉・教育現場でも応用可能な手法です。






現場から生まれた気づき ― 「住まいの整え」が人の尊厳を守る

私自身、実母が上京中に転倒し、腰を骨折した経験を通じて、
「安心して過ごせる空間づくり」の重要性を痛感しました。

断捨離の目的は、
単に見た目を整えることではなく、
「心身の安心度、そして自由度を高めること」。

暮らしを整えることは、
自分の尊厳を守り、自立を支える力につながります。


断捨離が育む「地域コミュニティの循環」

松が丘寿大学の皆さまの姿から感じたのは、
学びが人を元気にし、人と人をつなげる力。
活力の創造。

「整える」ことを通して、
地域全体が健やかに循環していく――。

断捨離の考え方は、
まさにその土台を支える実践でもあります。

行政・教育・福祉の各分野においても、
「個人の暮らしの整え」が「地域の活力再生」へとつながる可能性を、
今後さらに広げていきたいと考えています。






講演・研修・地域連携のご相談

自治体・企業・団体の研修、地域包括支援事業、教育機関での講座など、
「暮らし」「環境」「組織環境」を整えるためのプログラムを承っています。
ご要望に応じて、対象者・目的に合わせたカリキュラムをご提案いたします。


講演・研修依頼はこちら
https://mbp-japan.com/tokyo/danshari/inquiry/personal/