シルバー世代から　豊かなプラチナ世代へ　「老後のための断捨離®講座①」東京・武蔵村山市公民館講座

小林理恵

2018年9月15日

2020年12月10日

秋の夜には夜長を感じさせる虫の音が聞けるようになりました。
カラダを動かすには最適な気候になりますね。
断捨離日和ですね。

断捨離®提唱者やましたひでこ公認断捨離®トレーナーこばやしりえです。

東京・東村山市公民館講座　シルバー教室
「老後のための断捨離®講座」担当させていただきました。

参加資格は60歳以上
私にとっては両親世代、それ以上、人生の大先輩に
《断捨離を伝える》　改めて考えると恐れ多いことです。
毎回緊張と同時に　自分の両親に
父は他界していますから
とりわけ母への思いを思い出してお伝えさせていただいています。

私の母は72歳になります。
今でも現役で仕事をし　その仕事に誇りを持っています。
ちょっと自慢の母です。
互いに理解しあえる中で　
つい、頼りにしてしまうところがあります。

私が捨てられない人だったように
母もまた捨てられない人です。（でしたかな？）
しかし、母も少しずつ断捨離をしていて
帰省のたびに少しずつ変わり住いに変化が起きています。

平行するように母は　どんどん明るくなりました。
極めつけは　

「お母さんはお母さんの人生をこれから愉しむ」宣言しました。

お一人様　バス旅行
お一人様　ランチ
お一人様　マッサージ

今までには考えられない行動力
そして自分自身にお金をかけ始めました。

娘として　「そうだよ、もっと色々愉しんで！」　と　
イキイキしている母をとっても嬉しく思っています。

「なぜ、母は変わったのかな～・・・」　と考えると
モノの断捨離が影響していると思います。

定年退職、年金受給前に亡くなった父。
闘病は2か月強　現役で逝ってしまいました。
老後を愉しみにしていた父を思うと　
社会貢献、家族のためにで終わってしまった人生
悔しかっただろうな、残念無念だろうな、と思うと
自分たちばかり・・・いいのかな、という遠慮というか
申し訳なさをしばらく私たちは感じていました。

それはきっと母が一番強い思いだったと思います。
「いただく年金は大切に使おう」
「お父さんだってしたいだろうから」
お父さんはしていないのに・・・と
一人愉しむことを良しとしない、そんな印象がありました。

それが断捨離、モノの断捨離、父のモノに向き合ううちに
心・気持ち・感情に片が付いてきたのだと思います。　
時間を止めたのも母ならば　
その時間を今へと進めたのも母自身のようでした。

独身世代には独身世代の
子育て世代には子育て世代の
熟年世代には熟年世代の
シルバー世代にはシルバー世代の

大きなテーマがあると思うのです。
自分自身と世代のテーマと掛け合わせて
今の私のモノ選び、人生の選択　
ひとつずつ確認して取捨選択していくのが断捨離。
自分の人生を謳歌していい、と気付いてほしい。

娘の立場で
「もっと自分の人生を謳歌してね」と。
「断捨離はとっても有効だよ」と。
熱くなりました。

みなさん熱心に耳を傾けていただいて　嬉しい限りです。
今まで家族、社会に貢献してくださった世代。
これからは自分のために生きてほしいなぁと思います。
「好きなことやってます」とおっしゃいますが
まだまだ、もっともっと！　元気で　笑顔で。

こちら2回講座のため　皆さんと課題を約束し
次回報告していただくことになりました。
その課題とは・・・「不要なモノを捨てる！」
みなさんの捨て報告がとっても楽しみです。

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