《断捨離》 と 《終活》 の違い 

小林理恵

小林理恵

テーマ:断捨離

先日、宇都宮に2日間、違う主催者様の講座を担当させていただきました。
その様子、よろしければご覧ください。
   ⇒ 断捨離を通して生き方を考える断捨離を通して生き方を考える  
   ⇒ 今日からはじめる断捨離ライフ

最後にいただいた質問があります。

『断捨離と終活 どう違うのですか?』

断捨離も終活も モノを減らす という行動は同じです。
でも大きな違いがあると思っています。
行動を起こす前提、動機が違うと思うのです。

おそらくし終活という言い方をされるのは、ある程度の歳を重ねた方々。
20代、30代で終活、と言いながらモノの片付けをすることはまれでしょう。
終活を意識しながらモノの片付けを、という世代にお伝えしたい。

断捨離は私のために、自分のために行う片付け。
自分が手にしたモノを自分の今、そして続くこれからのための片付け。
モノを通して、過去に片を付け、未来の不安を希望や可能性に入れ替える。

終活は誰かのために、自分がいなくなった時にお世話になる人を思って行う片付け。
自分が手にしたモノをいつかくる将来、誰かの手を煩わせないようにする片付け。
モノを通して、自分の存在、今と未来の存在意義を確認する。

申し添えておくと
「終活をしています」という方の中にも 断捨離の「今」「私」を重視した
モノの片付けをされている方ももちろん、存じています。
それは断捨離だと、言わせてください。

上記のように自分のためか、他者のためか、という視点で区別したにはワケがあります。
「終活」ということばに、抵抗があります。
文字通り、終わり・終焉に向けての活動、行動、決して悪いことではないけれど。
ただ、人に迷惑を掛けないようにという前提、動機の後ろには 
自信喪失、自己卑下が隠れているような気がしてしまうのです。
自信を無くすって生きる活力も減退してしまう。
年代的にも人生の終わりを意識し始めるころでもあって。
終活とは文字通り終わりに向けての片付け、
「今」の「私」は二の次のモノの片付けに思えて、
迷惑をかけてはいけない、申し訳ない。
それが片付けの動機、モチベーションだとしたら。

いくつになっても 「今」と「私」という軸で生きてほしい、
誰にでもその価値、権利がある。
そのための断捨離。 
自分の今を改めて振り返り、立ち戻るのが断捨離。





「なぜする?」 
同じモノを捨てる行為でも視点、前提、動機、がちがうと
自分への効果も大きく異なるものだと思っていますが・・・いかがでしょうか?



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やましたひでこ公認断捨離トレーナー一筋10年。断捨離講演、講座をはじめ多くの「片づけられない」「捨てられない」方に断捨離をお伝え、時にご自宅で一緒に実践。わかりやすい、面白いと定評がある。

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