ひきこもりの家族を抱える悩み ~なぜ我が子が?~
前回のコラム ひきこもりの家族を抱える悩み ~部屋を片付けさせたい思い~に多くの反響、共感をいただきました。
改めて、私たちの悩みの大半は人間関係。
それもごく身近な《家族》であることがわかります。
平成 22 年度(2010 年)の内閣府「若者の意識に関する調査(ひきこもりに関する実態調査)」よると、
日本の「引きこもり」群15歳~39歳)は、推計で 70 万人。
その「潜在」群は、推計で 155 万人に上るという調査報告がされています。
現在2016年。6年が経過して、どのような推移になっているのでしょう。
ひきこもり当事者及び、ひきこもりを抱える家族の孤立化や長期化、
そして高齢化につれて、深刻な社会問題となっているようです。
ひきこもりと一様に括ってしまうことに、私自身は抵抗があり、
コラム内で用語として使わせていただくに際して厚生労働省の政策レポート内にある定義
ひきこもりとは・・・厚生労働省 公表 政策レポート
こちらに準じていきたいと思います。
上記レポートより <ひきこもりとは>(抜粋)
仕事や学校に行かず、かつ家族以外の人との交流をほとんどせずに、
6か月以上続けて自宅にひきこもっている状態」を「ひきこもり」と呼んでいます。
「ひきこもり」は、単一の疾患や障害の概念ではなく、
様々な要因が背景になって生じます。
(以上)
身近な 大切な家族が 何かをきかっけに住まいにひきこもってしまった。
そんな状態が続くとご家族の心配、不安は日に日に増していきます。
引きこもっている状態なので 《時の流れ》が止まってしまったかのよう。
それは暮らしの中、住まいの様子、とりわけ本人の部屋にあらわれてくるかもしれません。
家族はきっと 「回復するだろう」という期待と 「この先どうなのだろか」という不安とに
揺れ動く毎日かもしれません。
もっともっと複雑な感情も時々で感じることでしょう、その思いは計り知れません。
心の状況を映し出している住まいの様子。
自分の心に蓋をして、住まいにひきこもり、部屋で外との関係を断って過ごす。
時が止まり、周囲との関係を断つことで 《安心・安全な場》が確保できたのでは
ないでしょうか?
部屋の様子は荒れてくるかもしれません。
掃除も空気の入れ替えもままならないかもしれません。
家族はきっと、その状況を受け入れられないかもしれません。
しかし、そんな状況、ご本人と家族と不一致を
断捨離でいう【俯瞰力】を身に付けて、活用していきませんか?
【俯瞰力】とは?
断捨離を通して身に着くくモノの見方、捉え方。
高い視点、広い視野、深い考察をもって。
身を守るひとつの手段として行動した ひきこもり。
本人にとっては《安心・安全な場》の確保。
その状況を家族は受け止める、受け入れる、とても難しいことだけど。
その難しいことを可能にしてくれるのが【断捨離】の実践からだと思うのです。
単なるモノの片付けにとどまらない断捨離。
俯瞰力をモノと空間、そこに住まう人を通じて養っていきます。
「なぜ?」 「どうして?」
そんな視点をシフトして。
まずはその視点を引き算して。
住まいの様子を俯瞰力で捉えてみると。
手始めに、リビングやキッチン 家族が集う空間を
風通しのよい空間へと断捨離をはじめてみる。
息苦しい空間になっていませんか?
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住まいの様子はあなたの心の様子。
モノの堆積はあなたの頭の中、思考の停滞の様子。
見えるところに見えないところが現れているのです。
こばやしりえ は 片付けが苦手で大っ嫌いだった経験から
断捨離実践の経験から停滞した人生を切り開いた知識と智恵で
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