過食がとまらない、やめようと思ってもやめられない―どうしましたか?何かありましたか?
こんにちは。
AmazingGraceの心理カウンセラー、内田梓です。
そろそろ夏休みも終わりになり、宿題も進んでいますか?
皆さん、よく頑張っていらっしゃると思います。
学校説明会や、進路相談会にも、頑張って出席されたり、
なかなかゆっくり休めなかったりあるのではないでしょうか?
今日は、過食などの症状のが出ている理由と解決策を、更に少しずつ考えてみましょう。
皆様の中で、過食の理由になっている理由思い当たりますか?
もう一度、理由のところを考えてみましょう。
過食の症状が出る理由ですが、
・ストレスがある
理想と自分を比べてしまう。
人間関係で周りに自分を否定する人がいる。
理想と自分を比べられてしまう。
仕事や勉強がハードになっている。
疲れがたまってしまっている。
自分に許可できていないことがある。
・我慢しすぎた、我慢して違う自分になろうとしてきた
ダイエットで食欲をたくさん我慢した。
人間関係で、言いたい気持ちや感情をたくさん我慢してきた。
甘えたい、頼りたいなどの愛情をたくさん我慢してきた。
・自分の中に足りなくなっているものがある
失敗などにより不安が強くなり、安心感が足りなくなった。
頑張ってきたために疲労感が募り、心の栄養が足りなくなっている。
色々コントロールしてきたために、心の満足感が足りなくなっている。
否定されたことにより、自信がなくなってしまった。
など、昨日お話し、ストレスについてもお話しましたが、
今日は、我慢しすぎた、我慢して違う自分になろうとしてきたについて考えてみましょう。
・我慢しすぎた、我慢して違う自分になろうとしてきた
ダイエットで食欲をたくさん我慢した。
人間関係で、言いたい気持ちや感情をたくさん我慢してきた。
甘えたい、頼りたいなどの愛情をたくさん我慢してきた。
要因我慢したものの種類は、上記のようなものなどたくさんありますが、
いかがでしょうか?
自分の中にも思い当たることありますか?
さらに、日常的に見てみると
*ダイエットで食欲をたくさん我慢した。
やせたらもっと認めてもらえるような気がして、ダイエットを無理にした。
食べたいと思っているのに、太るからと考えて、食欲や気持ちを我慢した。
チョコレート一粒食べても太ると思い、嘔吐してしまった。
食べたいと思っているときは、身体が欲求しているのに無理に我慢した。
沢山食べた後、太ると思って嘔吐して食欲をコントロールしようとした。
・人間関係で、言いたい気持ちや感情をたくさん我慢してきた。
上司が自分の思いだけを突き付けてきて、自分の気持ちをないがしろにされて言いたいことが言えなかった。
親の意怒られて、悲しい気持ちを我慢した。
お姑さんに、うまくいっていないのだから、しっかりしなさいと言われ、頑張ってきている自分が我慢した。
馬鹿にする人からの不条理な対応に、周りのことも考えて我慢したまま月日が過ぎた。
過食を治しなさいと親に言われて、辛い自分の気持ちを我慢した。
・甘えたい、頼りたいなどの愛情をたくさん我慢してきた。
兄弟が病気などで親が大変で、自分は我慢しなければいけないまま月日を重ねてしまった。
他の人は許されているのに、漫画やゲームなどを楽しむことを我慢した。
頼りたいほどつらいのに、ひとりで頑張ってしまった。
周りの人の面倒を見ることが多くて、自分のほうがつらい気持ちになってきた。
自分の症状を家族などに話せないで我慢している。
いかがでしょうか?
我慢しすぎていることはありましたか?
良い我慢は人を成長させますが、過度な我慢や適切でない我慢は、
無理を起こしコントロールバランスが崩れたりして暴走を起こしたりします。
否定的な気持ちになりストレスが溜まっての悪循環。
思い当たることありませんか?
過食は辛い自分がいることの症状であってのことなので、
我慢してきていることを少し緩めたり、自然な気持ちを大切にするなどしていきますが、
そして要因を見直してあげるだけでも、症状は軽減できます。
過去に要因があったからなどですので、
その理由を知ってあげることで、自己理解が進み、多くは随分きえていきます。
まずは、過食などの症状の理由と要因への解決策を理解してみてください。
摂食障害や過食などの情報はたくさん世の中にありますが、
自分の中のことは、一人一人違うので、丁寧に手当てを行うことが、とても効果的です。
自分ではいいと思えないことを人に相談するのは、とても抵抗があるものです。
しかし、悪いことではなく、風邪を引けば熱が出るなどの症状が出たり、
怪我すれば傷ができたので、縫ったり、治療をして手当てをするのとまったく同じです。
そして、専門家に相談するのは、より深いところの傷などを手当てすることにより、症状全体が消えてしまうことも多いからです。
そのような手当てをすればいいのか、知ること、実際に手当てしてもらうことが大切なので、
ぜひ、一度相談してみてくださいね。