ギックリ腰を起こしやすい人の特徴
徳島市城東町在住のH様(40歳代・男性)
3月10日の朝、中腰になって靴下をはいて腰を伸ばそうとしたとたんに「あっ!」となったそうです。
仕事には行ったのですが時間とともに痛みが増してきて、昼近くには腰が前に屈んで伸ばせなくなり、午後からの仕事をお休みしての来院です。
来院時は、痛みから逃れるように腰を前に屈めた姿勢で、杖をついたり何かにつかまりながらのゆっくり歩行で、見るからに痛々しい状態でした。
H様は過去にも何回かぎっくり腰になった経歴があるようなのですが、この度のぎっくり腰が「過去イチの痛み」だそうです。
診させていただきました。
H様の腰椎は元々、後湾(後方に曲がっている)傾向があります。※腰椎は前湾しているのが本来の形態です。
元々後湾の変形がある上に、靴下をはくための中腰で更に後湾が強くなり、椎間板に強いストレスが加わったのでしょう。
腰椎の後湾、発症原因、現状の症状を鑑みますと、『椎間板を痛めてしまったぎっくり腰』と思われます。
一言で「ぎっくり腰」とは言っていますが、大きくは三つのタイプに分かれると私は考えています。
①筋肉を傷めてしまったぎっくり腰
②関節を痛めてしまったぎっくり腰
③椎間板を痛めてしまったぎっくり腰
この度のH様のぎっくり腰は、③の『椎間板を痛めてしまったぎっくり腰』と判断しました。
ケアをする側からすれば重症のぎっくり腰です。
ケアは、施術ベットに腰かけたままで施術を行いました。
なぜならば、一旦横になるとその後、身動きが出来なくなることが多々あるからです。
①除痛気功で痛みの減弱を図る
②腰椎(椎間板)に前方への圧をかけてリセット
行った施術は、この二つです。
初回のケアで、前に屈んでいた腰は真っすぐにまで伸び、痛いながらも杖無しで歩けるまでに回復しました。
二日連続となった2回目のケアも初回と同様に施術し、痛みは残るけれど随分と楽に動けるまでに回復しました。
そして本日が三日連続の3回目のケアの予定であったのですが、大変な事態になっていました。
朝イチにH様から電話があり、「かなり楽になっていたので、油断して中腰で下の物を取ろうとしたら激痛が起こり動けなくなりました。左の太ももの裏に響くような痛みもあります。どうすればいいでしょうか?」
「左の太もも裏側の響くような痛み」は坐骨神経痛と推測できますので、いわゆる『椎間板ヘルニア』を起こしてしまった可能性が考えられました。
椎間板ヘルニアの場合、どの程度のヘルニアなのかは画像検査をしてみないと分かりませんので、私のアドバイスは、「今は無理に動かいで安静にして、少しでも動けるようになったら一度、整形外科を受診してレントゲンなりMRIでの画像検査をしてもらいましょう」
先ほど(16時)H様から、「ヘルニアになっていたけど手術するほどのことではなかったです。注射と痛み止めで今は楽になっていますので心配しないでください。今週は様子を見て、来週からお世話になります」と電話をいただきました。
私の反省点
私は最初の時点から『椎間板を痛めてしまったぎっくり腰』を考えていたのですから、施術によって痛みが軽減してきたとしても、H様に対してもっとしっかりと注意を促すべきでした。
そうすれば、不注意な中腰によって悪化を招くことは無かったかもしれないからです。
腰椎の椎間板ヘルニアですから簡単には良くなっていただけないでしょうが、信頼してくださるH様の期待に応えるべく、誠心誠意の施術を心がける所存でございます。
大畠整骨院[https://oohata-seikotsu.jp]



