腰痛の原因 その2 【椎間板障害】
動作をすると、「ここら辺が痛い」と患者さまは訴えます。
なので私も、痛みを訴える「ここら辺」をくまなく触診します。
でも、「痛点が確認できない・・・」
このような痛み症状、何人かにお一人くらいでおられます。
痛点が確認できる痛みは、【気】で痛点を解消すれば痛み症状も解消されるのが、私の整体では通常です。
でも、そのような痛み症状ではない場合は、痛点以外に原因を考えなくてはなりません。
ではそれは、何が考えられるのか?
私はこう考えます。
様々な要因によって、関節の動きが悪くなっている。
なのに日常生活では、動かさなくてはならない。
つまり、「関節が錆びついて動かなくなっているのに、無理やり動かしている」
だから、「痛みが起こる」
動かない個所を過剰に動かせば『故障』するのですが、『故障までは至っていない、固い段階』もあるわけです。
そんな場合に、痛点は発生しないが動作痛は起こるのです。
では、こんな症状にはどうすれば良いのか?
『錆びついて動かなくなっている関節を、本来の動きの良い関節にする』
具体的な処置は?
①関節周辺の筋肉やスジを軟らかくする
②関節モビリゼーションを加える
③関節可動域改善運動を行う
残念ながら、錆は急には落ちないです・・・
痛点解消によるスピード除痛のようにはいきません・・・
数回に分けて回復させていく必要があるのですが、着実に回復していく症状でもあります。
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