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コラム

『運動前に行うストレッチと運動後に行うストレッチ』 やり方が違うのを知っていました?

2015年2月13日

テーマ:スポーツ障害

コラムカテゴリ:医療・病院

私の整骨院にも、運動愛好家や運動選手が身体的故障を起して来院されます。
いまどきの事ですから、『ストレッチ』を知らない方はいませんし、運動に際し何がしかのストレッチはやっているのですが、『運動前に適したストレッチ』と『運動後に適したストレッチ』を理解してやっている方はまだまだ少ないです。

「運動前も運動後も、ゆっくりと筋肉を伸ばしていくストレッチをやっている」
こういう方が結構多いのですが、あなたはどうでしょう?
このようなストレッチを『静的ストレッチ』と言うのですが、実はこのストレッチ、運動後に行うのが有効なのです。
静的ストレッチで、筋肉にストレッチと解放を繰り返すことで血液の流れが良くなり、筋肉内に溜まった疲労物質を排出させることができます。※ただし、手順を上手く考えて行わないと効果が薄れます。
脳&神経の興奮が収まり、リラックス効果が得られます。

では、運動前に静的ストレッチを行うとどうなるか?
縮かんでいた筋肉が伸びる。
血液の流れが良くなる。
こういった効果は期待できるのですが、意外な欠点があるのです。

『脳&神経が沈静し、運動に適した脳や神経の興奮性が得られない』
筋肉の運動は、脳⇒神経⇒筋肉の関連があってこそ起こるのですから、脳と神経が沈静状態にあると、活発な筋肉運動は行いにくくなります。
これから何がしかの運動を行おうとする時、脳・神経・筋肉が沈静化していては・・・
分かりますよね。
では、運動前に有効なストレッチとは?

『脳・神経・筋肉の促通』
運動において必要なのがコレです。
なのでストレッチにおいても、脳・神経を興奮させ、筋肉との関連性を促通させるような方法を行うべきなのです。
では具体的にはどのようなストレッチ法を行うべきか?

『動的ストレッチ』
動的ストレッチは、軽い反動をつけたり、動作をしながらストレッチを行っていきます。
動的ストレッチによって、脳・神経・筋肉の関連性が促通されると同時に、筋温が高まり、血液の流れが飛躍的に良くなり、ゆえに運動に適したストレッチ効果が期待できるのです。
そしてそれ以外にも、軽い反動を加えているので『筋腱反射』も促進され、例えば「アキレス腱断裂」などの故障や障害の予防にもなります。

サッカーなどでやっている『ブラジル体操』も、動的ストレッチの一つと言えるでしょう。
「ほな、ラジオ体操は?」と思われますよね。
身体を満遍なく動かすには適していると思われますが、特定の競技に適した動的ストレッチを加えると更に良いでしょう。
本格的には『PNFストレッチ』があるのですが、二人一組で、しかも有る程度の知識も必要となるので一般的ではありません。
こうなってくると、動的ストレッチも結構難しいですね・・・^_^;

では、おさらいです。
運動をするには、脳・神経・筋肉の関連性・興奮性が大切です。
ゆえに、運動前にストレッチをするなら、脳・神経・筋肉の関連性・興奮性が高まる動的ストレッチを行いましょう。
そして運動後には、静的ストレッチでリフレッシュさせましょう。

大畠整骨院ホームページ[http://www.oohata-seikotsu.jp/]

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