私も含め　人間の身勝手さをあらためて知る

2014年10月21日公開 / 2014年11月20日更新

コラムカテゴリ：医療・病院

先日、実家に帰っていて、気晴らしに家の近くの松林の中を歩いていたら、何処からか「ミャ～　ミャ～」と鳴き声が・・・
「捨て猫やな」と直感し、鳴き声のする方に近づくと、そこにはスーパーのレジ袋が・・・
中には縞模様の小さな赤ちゃん猫が、寒さに震えていました・・・

「何がなんでもスーパーのレジ袋はひどいやろ・・・」
しかも糞尿まみれ・・・
余りの不憫さに、手の中にそっと抱きかかえ、実家に持ち帰り温かいシャワーで綺麗サッパリ♪

「とにかく何か飲ませてあげないと」と、ホームセンターを２軒回り、猫用のミルクを購入。
しかし、ミルクを飲もうとしない・・・

「赤ちゃんやから、まだ飲めないのか」と気付き、スポイドの代わりになりそうな容器を何とか探しだし、ほとんど無理やり口の中へ。
少し落ち着いたのか、しばらくすると爆睡してました。

１歳４カ月の娘も興味津津♪♪
そのまま徳島の家まで連れて帰り、我が家の末っ子になりました。
名前は『ミリー』です。

この前の日曜日、犬猫病院に連れて行きました。
先生の見立てでは、生後１か月にはならないかも知れないが、それには近いだろうとのことです。
乳歯も生えてきているので、離乳食を与えても大丈夫とのことです。
色々検査をしてもらい、ノミ取りの薬も処方してもらい、ペットショップで離乳食や器を買い揃え、ルンルン気分で帰ってきました。

ミリーを拾ったのが１５日なので、今日で６日が経ちました。
メッチャ元気です。
体重も少しながら増えてきました。
ただ問題は、娘の心晴が手加減なしに「ギュっ！」と握り、抱きしめる事・・・。

私も含めての事ですが、人間て身勝手なものですね。
いくら立派な人間でも、何かの時には自分本位になるのは仕方がない事でしょう。
でも、少しでもその身勝手さを少なくできれば、きっと今よりも、他者に喜びを与えてあげられると思うのです。
難しい事ではありますが、今回のミリーの件で、少し学んだように思います。

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