【小学生】ノートをきれいに書く子=勉強ができる子?本当に大切な「ノートの取り方」
「好きなことなら何時間でもするのに、
興味のないことは全然やらない」
「ゲームや工作には夢中になるのに、
勉強になるとすぐに飽きてしまう」
「もっといろいろなことに興味を持ってほしい」
子どもを見ていると、
そんなことを感じることはないでしょうか。
大人からすると、
「好きなことだけやっていて大丈夫なのかな」
と心配になります。
もちろん、
これから学校生活を送っていく中では、
好きなことだけをしていれば
いいわけではありません。
苦手な勉強をしなければならないこともあります。
やりたくなくても、
やらなければならないこともあります。
ただ、
その一方で私は、
子どもが何かに夢中になれること自体は、
とても大切なことではないかと思っています。
今回は
「好きなことしかやらない」
という子どもの姿を、
少し違った角度から
考えてみたいと思います。
「好きなことなら続く」のは、悪いことなのでしょうか
子どもが好きなことをしている姿を
思い浮かべてみてください。
LaQなら、何度壊れても作り直す。
絵なら、
「もう終わりにしたら?」と
言っても描き続ける。
虫が好きな子なら、
名前だけでなく、
生息場所や食べ物まで
調べ始める。
ゲームが好きな子なら、
キャラクターの特徴や複雑なルールまで
驚くほど覚えていることがあります。
興味深いのは、
好きなことだからといって、
必ずしも簡単なことだけを
しているわけではないことです。
うまく作れない。
思った通りにならない。
知らないことが出てくる。
何度やっても失敗する。
それでも、好きなことであれば、
「もう一回やってみよう」
「どうしたらできる?」
「もっと知りたい」
となることがあります。
つまり、
「好き」という気持ちは、
ただ楽しいだけではなく、
少し難しいことにも向き合う
きっかけになっているのではないでしょうか。
大人から見ると、
「また同じことをしている」
ように見えても、
子どもの中では
昨日より難しいものに
挑戦しているかもしれません。
だから私は、
「好きなことばかりしている」
という姿を見たときに、
「好きなことしかできない」
と考えるだけではなく、
「これだけ夢中になれるものがある」
という見方もしていいと思っています。
「好きなこと」と「楽なこと」は同じではない
ここは、
今回の記事で
特に考えてみたいところです。
好きなことというと、
「楽しいこと」
「楽なこと」
と思われるかもしれません。
でも、
子どもを見ていると
必ずしもそうではありません。
たとえば工作が好きな子が、
思ったような形を作れず
何度もやり直している。
パズルが好きな子が、
なかなか解けない問題を
ずっと考えている。
スポーツが好きな子が、
できない動きを何度も練習している。
好きなことであれば、
むしろ自分から難しいことに
挑戦することがあります。
これは勉強でも同じです。
算数が好きな子なら、
「もっと難しい問題ない?」
と言うことがあります。
歴史が好きな子なら、
学校で習っていないところまで
自分で調べることがあります。
誰かに、
「もっと勉強しなさい」
と言われたからではありません。
知りたいから調べる。
できるようになりたいから練習する。
ここには、
「やらされる」とは違う
学びがあります。
だから、
子どもが何かに夢中になっているとき、
大人がすぐに、
「そんなことばかりしていないで」
と止めてしまうのは、
少しもったいない場合もあります。
夢中になっている時間の中で、
その子が何を考え、何に挑戦しているのか。
そこまで見てみると、
「遊んでいる」だけでは
見えなかったものが
見えてくることがあります。
好きなことを、無理に「勉強」に変えなくてもいい
子どもが何かに興味を持つと、
大人はそれを成長につなげたくなります。
虫が好きなら、
「じゃあ図鑑で調べてみよう」
料理が好きなら、
「分量を計算したら算数の勉強になるね」
旅行が好きなら、
「地図を見たら社会の勉強になるよ」
もちろん、
そこから学びが
広がることはあります。
ただ、
何でもすぐに
「勉強になるかどうか」で
考えなくてもいいのではないでしょうか。
子どもが純粋に楽しんでいたものに、
大人が毎回、
「これで何が勉強できる?」
「せっかくだから調べてみたら?」
と意味を持たせようとすると、
子どもにとっては
「好きだったもの」が
少しずつ課題に変わってしまうことも
あります。
「好きだからやる」という時間には、
それだけでも価値があります。
夢中になっているうちに、
もっと上手になりたい。
もっと詳しく知りたい。
違うやり方も試したい。
誰かに見せたい。
そんな気持ちが
子どもの中から出てきたときに、
大人が少し手助けする。
そのくらいでもいいと思います。
大人が学びに変えるのではなく、
子どもの「もっと知りたい」が出てきたときに、
その先へ進める環境を用意する。
その方が、
その子自身の学びになっていくのでは
ないでしょうか。
でも、「今好きなもの」だけに世界を狭めなくてもいい
ここまで読むと、
「それなら、
好きなことだけをさせておけばいいの?」
と思われるかもしれません。
私は、
それも少し違うと思っています。
子どもが「好き」と言えるものは、
基本的にはこれまでに出会ったものの中からしか
選べないからです。
やったことがない。
見たことがない。
触れたことがない。
存在すら知らない。
それでは、
それを好きになることもできません。
たとえば、
今まで工作に興味がなかった子が、
イベントで初めて体験して
夢中になることがあります。
実験をしてみたら、
「なんでこうなるの?」
と興味を持つこともあります。
友達が遊んでいるのを見て、
「自分もやってみたい」
と始めることもあります。
やってみた結果、
「これはあまり好きじゃない」
となってもいいと思います。
それも一つの発見だからです。
好きなことを見つけるためには、
その前に「いろいろなものに出会う」ことが必要です。
今好きなことを大切にする。
でも、それだけに閉じ込めない。
この二つを両立することが大切なのではないでしょうか。
大人にできるのは「好きなことを決める」ことではなく「出会いを増やす」こと
「うちの子には、
何か夢中になれるものを見つけてほしい」
そう思う保護者の方は多いと思います。
でも、
「あなたはこれをやりなさい」
と大人が決めたものを、
その子が好きになるとは限りません。
高価な教材を買ったから。
人気の習い事に通わせたから。
将来役に立ちそうだから。
それだけで夢中になれるものが
見つかるわけではありません。
では、
大人には何が
できるのでしょうか。
私は、
子どもが自分では出会えないものに
出会う機会を作ることだと思っています。
やったことのない遊びをしてみる。
知らなかった場所へ行ってみる。
実験してみる。
作ってみる。
体を動かしてみる。
本物を見てみる。
いろいろな人と関わってみる。
そして、
その中から子ども自身が、
「これ面白い」
「もう一回やりたい」
「もっと知りたい」
と思えるものを見つける。
大人ができるのは、
そこまでなのかもしれません。
その先に進むかどうかは、
子ども自身が決める。
だから、
体験させたものに
興味を示さなかったとしても、
「せっかくやらせたのに」
と思わなくてもいい。
「これは自分にはあまり合わなかった」と知ることも、
自分の好きなものを見つけていく
過程の一つです。
未来舎の学童が、いろいろなイベントやカリキュラムを考えている理由
未来舎の学童でも、
子どもたちがさまざまな経験をできるように、
いろいろなイベントやカリキュラムを考えています。
それは、
「この体験をすれば、この能力が身につく」
と決めつけているからではありません。
子どもたちに、
できるだけ多くの
「初めて出会う機会」
を作りたいからです。
やってみたら、
思っていたより面白かった。
最初は興味がなかったけれど、
友達と一緒にやったら楽しかった。
一度やったことをきっかけに、
家でも調べるようになった。
逆に、
「これは自分には合わなかった」
と感じることもあるでしょう。
それでいいと思っています。
すべてを好きになる必要はありません。
たくさん経験した中から、一つでも、
「これ、もう一回やりたい」
が見つかればいい。
そして、
その「好き」が
今すぐ勉強や将来の仕事に
つながらなくてもいい
と思っています。
夢中になっているうちに、
工夫する。
失敗する。
調べる。
人に聞く。
もう一度試す。
できたら、
さらに難しいことをやってみる。
そんな経験が
自然と生まれることがあります。
未来舎の学童が作りたいのは、
大人が子どもの「好き」を
決める場所ではなく、
子ども自身が「自分はこれが好き」を
見つけられる場所です。
宿題や学習のサポートも大切です。
でも、
放課後には
それ以外にも
たくさんの時間があります。
その時間に、
学校や家庭だけでは
なかなか出会えないものに
触れてみる。
そこから、
子どもの世界が少し広がる。
そんな放課後にしていきたいと
考えています。
「好きなことしかやらない」
と聞くと、
少し心配になるかもしれません。
でも、
「好きなことなら、こんなに夢中になれる」
と考えると、
見え方は少し変わります。
今ある「好き」を大切にする。
そして、まだ知らない「好き」に出会える機会も作る。
その両方が大切なのだと思います。
子どもの「好き」は、
大人が決めるものではなく、
たくさんの出会いの中から
子ども自身が見つけていくもの。
未来舎の学童でも、
子どもたちの
「やってみたい」
「もっと知りたい」が
一つでも増えるように、
これからもさまざまなイベントや
カリキュラムを考えていきます。
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「小学校入学前は勉強だけで大丈夫?遊びの中で育つ『想像力』と『創造力』」を読む
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