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原田恭兵プロは四国放送が厳正なる審査をした登録専門家です

【小学生】習い事は多い方がいい?「忙しい時間」と「何もない時間」から身につく力

原田恭兵

原田恭兵

テーマ:教育

小学生になると、
いくつかの習い事をしている子も珍しくありません。

英語、スイミング、ピアノ、
スポーツ、そろばん、プログラミング、学習塾。

子どもの将来を考えると、

「いろいろな経験をさせてあげたい」

と思うのは自然なことだと思います。

一方で、

「月曜日は英語、火曜日はスイミング、水曜日は塾……」

と予定が並んでいるのを見ると、

「こんなに忙しくて大丈夫かな?」

「子どもには何もない時間も必要なのでは?」

と心配になることもあります。

では、小学生の習い事は多い方がいいのでしょうか。

それとも、
できるだけ減らして
自由な時間を増やした方がいいのでしょうか。

未来舎では、
どちらか一方が正解だとは考えていません。

「予定がある時間」だから身につく力と、
「何も予定がない時間」だから身につく力。
その両方があるからです。

そして、
もう一つ大切にしたいことがあります。

それは、

子どもが少しずつ
「自分の時間を自分で使えるようになること」です。

今回は、
小学生の習い事と自由時間、
そして時間の使い方について考えてみます。

「習い事が多い=かわいそう」とは限らない

子どもの予定がたくさん入っていると、

「そんなに習い事をさせて大丈夫?」

と思われることがあります。

もちろん、
子どもが疲れ切っていたり、
本人が嫌がっているのに
毎日のように習い事へ行かせたりしているのであれば、
生活全体を一度見直す必要があるでしょう。

しかし、

「習い事が多い=子どもにとって悪い」と
単純に考える必要もありません。

習い事をすることで、
学校や家庭だけではできない経験があります。

新しいことを知る。

学校以外の友達や大人と出会う。

できなかったことができるようになる。

目標に向かって練習する。

一つのことを継続する。

こうした経験も、子どもの成長につながります。

そして未来舎では、
習い事にはもう一つ大きなメリットがあると考えています。

それが、

「限られた時間をどう使うか」を考える機会になることです。

忙しいからこそ「時間の使い方」を考えるようになる

例えば、
「今日は17時から習い事がある」

とします。

すると学校から帰ってきてから、

「17時までに何をする?」

と考える必要があります。

先に宿題をするのか。

少し休んでから宿題をするのか。

明日の準備をしておくのか。

習い事から帰ってから続きをするのか。

予定があるからこそ、

「時間には限りがある」ということを実感できます。

これは、大人でも同じではないでしょうか。

何も予定がない休日より、

「14時から予定がある」

という日の方が、

「午前中にこれを終わらせよう」

と時間を意識して動くことがあります。

小学生も最初から
上手に時間を管理できるわけではありません。

最初は、

「今日は何時から習い事だった?」

「それまでに何をする?」

と保護者と一緒に考えていいと思います。

その経験を繰り返すうちに、

「今日は習い事があるから、先に宿題をしよう」

「明日は忙しいから、今日のうちにやっておこう」

と考えられるようになる。

忙しいことが、
時間の使い方を考える練習になることもあるのです。

では「何も予定がない時間」は必要ない?

習い事にこうしたメリットがあるなら、

「毎日何か予定を入れた方がいいの?」

と思うかもしれません。

私は、そうとも考えていません。

何も予定がない時間には、

「何をしよう?」

と子ども自身が考える余白があります。

外で遊ぼうかな。

絵を描こうかな。

本を読もうかな。

工作しようかな。

友達を誘おうかな。

ゲームをしようかな。

あるいは、しばらく何もしないかもしれません。

大人からすると、

「せっかく時間があるのに何もしていない」

と感じることもあります。

でも、

誰かに「これをしなさい」と
決められていない時間だからこそ、
自分で何をするか決める経験ができます。

子ども自身が主導する自由な遊びについては、
自分で意思決定したり、
興味を見つけたり、
友達との関係の中で考えたりする機会になることも
指摘されています。

予定のない時間は、
必ずしも「無駄な時間」ではありません。

「忙しい時間」と「何もない時間」では身につくものが違う

こう考えると、

「習い事と自由時間、どちらがいい?」

という二者択一ではないことが分かります。

例えば、予定のある時間では、

時間を意識する。

準備する。

決められた時間に行動する。

限られた時間の中で優先順位を考える。

一つのことを継続する。

といった経験ができます。

一方、何も予定がない時間では、

何をするか自分で決める。

好きなことに没頭する。

自分で遊びを考える。

友達と相談する。

退屈したところから何かを始める。

といった経験ができます。

「予定があるから学べること」と
「予定がないから学べること」は違うのです。

だから、

「習い事は○個までが正解」

「週○日は必ず何もない日にする」

と、すべての子どもに
同じ数字を当てはめる必要はないと思います。

大切なのは、その子の生活全体を見ることです。

疲れ切っていないか。

楽しんで通えているか。

睡眠時間は確保できているか。

家族と過ごす時間はあるか。

そして、

自分で時間の使い方を考える機会があるか。

ここを見てほしいと思います。

習い事の数より「誰が時間を決めているか」を見てほしい

例えば、毎日のように習い事がある子でも、

「今日はサッカーがあるから、その前に宿題をやる」

「明日は忙しいから、今日のうちにやっておく」

と自分で考えているなら、時間の使い方を学んでいます。

反対に、習い事がほとんどなくても、

「今から宿題しなさい」

「次はこれをしなさい」

「終わったらこれをしなさい」

と一日の行動をすべて大人が決めていれば、
子ども自身が時間の使い方を考える機会は少なくなります。

つまり、

大切なのは「忙しいか、暇か」だけではなく、
「自分で考えて時間を使っているか」です。

もちろん、
小学生にいきなりすべてを任せる必要はありません。

最初は一緒に考えます。

「今日は何時から習い事?」

「宿題はいつする?」

「終わったら何をしたい?」

そこから少しずつ、

大人が決める
↓
一緒に決める
↓
自分で決める

へ移していく。

子どもが成長するにつれて、
少しずつ「自分の時間」を本人に渡していくことが
大切なのではないでしょうか。

未来舎の授業でも「自分の時間を自分で使う」練習をしています

実は、
これは未来舎が普段の授業で
大切にしていることでもあります。

未来舎の授業では、

生徒が自ら考えながら学習を進めます。

先生から言われたところを、
ただ順番にこなすだけではありません。

例えば、

今日はテキストをどこまで進めるのか。

どのくらいのスピードで進めるのか。

宿題をどのくらいするのか。

今の自分には、
どのくらいの量が必要なのか。

そうしたことも、
生徒自身が考えながら調整していきます。

もちろん、
最初から上手にできるわけでは
ありません。

「これくらいできると思ったけれど、
思ったより時間がかかった」

という日もあります。

逆に、

「今日は集中できたから、予定より進んだ」

という日もあります。

でも、その経験が大切です。

自分がどのくらいの時間で、
どのくらいの勉強ができるのかを知ることも、
時間を使う力の一つだからです。

宿題についても同じです。

ただ先生から決められた量をこなすだけではなく、

「今の自分にはどのくらい必要だろう?」

「次の授業までにどこまで進めよう?」

「今週は予定が多いから、どうしよう?」

と考える。

テキストについても、

ただ早く終わらせればいいわけではありません。

理解できていないのに
どんどん進んでも意味がありません。

反対に、
できる問題をいつまでも
同じペースで続ける必要もありません。

自分の理解度と使える時間を考えながら、
宿題の量やテキストを進めるスピードを調整する。

未来舎では、
これも勉強の一部だと考えています。

「時間を埋める」のではなく「時間を使える子」に

子どものためを思うと、

「この時間も何かさせた方がいいのでは?」

と思うことがあります。

習い事で予定を入れることにも価値があります。

何も予定を入れないことにも価値があります。

重要なのは、

子どもの時間を大人がすべて埋めることではなく、
子ども自身が少しずつ
「自分の時間を使えるようになること」では
ないでしょうか。

忙しい日には、

「限られた時間をどう使おう?」

と考える。

何も予定がない日には、

「今日は何をしよう?」

と考える。

勉強するときには、

「今日は何を、どこまでやろう?」

と考える。

すべてに共通しているのは、

「自分で考えて、自分で決める」という経験です。

未来舎では、
勉強を通して学力を身につけることはもちろん、

自分に必要なことを考える。

使える時間を考える。

やる量を決める。

実際にやってみる。

うまくいかなければ次は調整する。

そんな経験も大切にしています。

将来、誰かがいつも、

「次はこれをしなさい」

「今日はここまでやりなさい」

と決めてくれるわけではありません。

だからこそ小学生・中学生のうちから、

「自分の時間を、自分で考えて使う力」

を少しずつ身につけてほしいと思っています。

未来舎がどのような考え方で授業を行っているのか、
詳しく知りたい方はホームページもご覧ください。

未来舎ホームページはこちら

また、
未来舎NEXT佐古の学童でも、
宿題や学習だけでなく、
実験やさまざまな体験など、
放課後の時間を子どもの成長につなげることを
大切にしています。

徳島市・未来舎NEXT佐古の学童について詳しく見る

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原田恭兵
専門家

原田恭兵(塾講師)

学童塾 (株)未来舎

子ども達一人一人をよく見ること、いいところがあったらすぐ褒めること、コミュニケーションをしっかり取ることを重視しています。だからこそ、それぞれの伸ばすべき個性を生かし、人間力と学力を育みます。

原田恭兵プロは四国放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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