夏を制するものが・・・
徳島県の高校入試が大きく変わります
現在の中学1年生が受験する令和11年度(令和11年4月入学者対象)の徳島県公立高校入試から、全日制普通科の通学区域制が大きく見直されます。
「まだ受験は先だから大丈夫。」
そう考えている方も多いかもしれません。
しかし、この制度変更は、お子さまの高校選びや受験戦略に大きな影響を与える可能性があります。
だからこそ、今のうちから知っておくことが大切です。
最大の変更点は「県内どこからでも普通科を受験できる」こと
これまで徳島県では、住んでいる地域によって受験できる普通科高校が決められており、学区外の高校を受験する場合には「流入率」と呼ばれる人数制限が設けられていました。
しかし、令和11年度入試からは全日制普通科の通学区域が「県内全域」となり、学区外からの合格者数の上限(流入率)が廃止されます。
つまり、住んでいる地域に関係なく、自分の希望する高校を目指しやすくなるということです。
制度は段階的に変更されます
今回の改革は一気に実施されるわけではありません。
令和8年度入試:学区外から受験できる割合(流入率)を引き上げ
令和9・10年度入試:選抜結果などを踏まえて運用
令和11年度入試:普通科の通学区域を県内全域とし、流入率を廃止
という流れで進められる予定です。
選択肢が増える一方で、新たな課題も
一見すると「受験できる学校が増えて良かった」と感じる方も多いでしょう。
もちろん、自分の夢や目標に合わせて学校を選びやすくなるという大きなメリットがあります。
しかし、その一方で次のような変化も予想されます。
① 人気校に受験生が集中する可能性
大学進学実績が高い高校や人気のある高校には、県内各地から受験生が集まることが予想されます。
これまで以上に倍率が高くなり、競争が激しくなる可能性があります。
② 合格ラインの予測が難しくなる
受験生の分布が変わることで、各高校の倍率や合格ラインも変動しやすくなります。
「去年はこの点数で合格したから安心」という考え方が通用しなくなるかもしれません。
③ 通学時間や生活スタイルの変化
希望する高校へ通えるようになっても、自宅から遠い学校を選ぶ場合は通学時間が長くなります。
朝早く出発し、帰宅も遅くなるなど、生活面への影響も考えて学校選びをする必要があります。
④ 地域によっては志願者数が減る高校も
人気校へ受験生が集まる一方で、地元高校では志願者数が減少する可能性もあります。
高校全体の状況も、今後変化していくことが考えられます。
今、一番大切なのは「早めの準備」
制度が変わると、「どこの高校を受けるか」が注目されがちです。
しかし、本当に大切なのは**「どの高校でも合格できる力を身につけること」**です。
・毎日の授業を大切にする
・定期テストで着実に結果を出す
・提出物をしっかり提出する
・学習習慣を身につける
こうした積み重ねが、3年後の受験で大きな差になります。
未来舎から保護者の皆さまへ
令和11年度入試は、現在の中学1年生にとって新しい時代のスタートとなります。
制度が変われば、不安になることもあるでしょう。
しかし、どれだけ制度が変わっても、最後に合否を決めるのは日々の努力と基礎学力です。
未来舎では、最新の入試情報を踏まえながら、一人ひとりに合った学習サポートを行っています。
「まだ中学1年生だから」ではなく、**「中学1年生の今だからこそ」**準備を始めることが、将来の大きなアドバンテージにつながります。
ぜひこの機会に、ご家庭でも高校受験について話し合い、お子さまの未来への第一歩を踏み出してみてください。


