低廉な空家等に係る媒介手数料の見直し

以前のコラムに掲載した媒介手数料の見直しが正式に令和6年7月1日より施行されました。


これまでとの変更点は400万円以下の空家の売主からの仲介料が18万円（税別）だったのが、
800万円以下の空家等の仲介手数料が30万円（税別）になります。
買主からいただく手数料も同様の金額30万円（税別）になりました。

今までだと、買主からの仲介料は例えば100万円の物件だと手数料は5万円（税別）でした。
（200万円以下は5％の仲介手数料）
正直これでは不動産業者も赤字覚悟になるので実際の売却は難しくなります。
売買契約に係る調査業務などは100万円の物件も高額物件も同じ手間がかかります。
これからは仲介手数料アップで空家問題解決も進むかも知れません。

800万円以下の低廉な空家等とは

800万円以下の「低廉な空家等」というのは、土地だけの売買も含まれるそうです。
また、家の「使用状態は不問」となってます。

よって、賃貸中の古い戸建て物件や、今は居住中ですが引っ越し先が決まってて空家になるような物件でも適用されるようです。
エフステージでの仲介の場合、不動産投資家のお客様が多いので空家物件の売却はスムーズにできることが多くなります。
相続予定の物件などのご相談も増えており、7月から既に2件の物件が契約予定です。
気になる方はお気軽にご相談ください。