コラム
住み慣れた家に帰りたい。自宅に遺体を安置するとき、どのようなことに注意したらいい?気を付けておくべきポイントについて。
2021年6月17日 公開 / 2021年6月27日更新
病院から住み慣れた自宅に一度は帰してあげたい。
自宅で、故人様とお別れの時間をゆっくり過ごしたい。
そう思う方は、たくさんいらっしゃると思います。
自宅でご遺体の状態を保つため、どの様な事に注意したらいいでしょうか。
室温に気をつける必要があると思いますが、冷房はかけるべき?
ドライアイスのみで大丈夫?気になる方もいらっしゃると思います。
葬儀社で保管してもらう方法もありますが、葬儀まで会えなったら後悔しそう・・・。
ご自宅安置の場合気を付けておくべきポイントについて。
安置する時期や日数によると思いますが、冬の時期であればドライアイスのみでも大丈夫だと思いますが、ご安置しているお部屋は、暖房は控えて頂いた方がよいでしょう。
春夏の時期は付き添っているご遺族様が、日中暑いと感じる室温になれば冷房を入れるようにすればいいと思います。
目安は18度以下を目安に室温を保つよう心掛けてください。
3、4日ならお布団に安置しドライアイスを処置すれば大丈夫です。
日数が1週間など長い場合は、ご納棺を行いドライアイスをあてられた方が、お布団で安置するよりお体を保全できます。
細身の方、点滴で体がむくんでいるなど故人様のお体の状態にもよりますので、気になることは葬儀社の担当者に相談していただければと思います。
お家で準備する物は敷布団だけで大丈夫です。
シーツや掛布団は寝台車の担架布団についています。
もちろんお家の掛布団を使用することも可能です。
家族と相談し、悔いが残らない安置場所を選んで頂きたいです。
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