浜松の司法書士が紹介したくなる「Web制作室」
今日ご紹介するのは、袋井のソフトウェア販売会社、有限会社サムシングさんです。
当事務所の担当OAアドバイザーの成田さんにお話を伺いました。
この会社、司法書士業界であれば、「ああ~、サムポロの会社ね!」ということになります。
サムポロというのは、サムポローニアという業務ソフトのことです。
サムシングさんは、静岡県内の司法書士事務所を対象にされていています。というか、その専門です。
つまり、超ニッチな世界で商売をされているということです。
県内の司法書士が約500名ほどいます。
もちろん、すべての事務所が業務用ソフトを導入しているわけでありませんが、他社ソフトを含めソフトを導入している事務所の中では、サムポロ使用率がダントツです。
県内の営業は、社長と成田さんだけでカバー、保守もお二人でカバー。
毎日、お二人は広い静岡県内に点在する司法書士事務所をぐるぐる回っている状態です。
成田さんが大切にされていることを伺いました。
各事務所の所員さんの名前を真っ先に覚えることと、「お話を聴く」ことを大切にされているとのことでした。
ときには、仕事とは関係ない相談をお受けすることがあるくらい各事務所の所員さんとの信頼関係を構築されています。
また、本職の方と所員さんのコミュニケーションの橋渡しをすることもあるとか。
確かに、当事務所でも、パソコンのことで困ることがあると「成田さんに電話して~」の言葉が飛び交っています。
正確な数字はお示ししませんが、県内のトップシェアの強み(ノウハウの蓄積等)と顧客との信頼関係の構築による、サムシングさんの盤石な差別化を感じました。
他にも、成田さんの何気ないお話から、興味深い超ニッチな戦略的な背景を感じましたが、そこは企業秘密ということにしておきましょう。未来のこともしっかりと見据えていらっしゃいます。
今までも、成田さんには幾度となく当事務所に来ていただきましたが、このコラムを意識したことで、あらためて会社のお話を伺うことができました。
企業戦略に興味がある私としては、超ニッチなお話は非常にワクワクする時間でした。