第三の座り方の創造・・・その3

2020年1月25日公開 / 2021年2月27日更新

テーマ：バランスチェア

コラムカテゴリ：住宅・建物

コラムキーワード：家具　選び方、ライフスタイル　女性

こんにちは！フレンドハウスの大石知広です。

前回（2020.1.11）第三の座り方の創造・・・その2の

続きになりますが、

今回も「第三の座り方の創造」について綴ります。

メンショールにはディレクションの才能があり、

3人のデザイナーに違うテーマを与えて、

デザイン上の競合が起こらないようにしました。

リッケンには床座に近く膝に負担がかからない高さ、

オプスヴィックは普通の椅子座の高さ、

グスルは立った姿勢に近い高さが、

それぞれテーマとして与えられました。

つまり座姿勢を低い順から3段階に分けて、

その範囲内でバランスの姿勢を考えるという

棲み分けをさせたのです。

バランスグループとして活動した彼らは、

1986年に権威あるノルウェーのヤコブ賞を受賞し、

次世代のデザイナーを探すという理由で

同年に解散しています。

バランスチェア・イージー　ギャラリー
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