地域資源とエネルギーを活用した地産地消の考え方
こんにちは!フレンドハウスの大石知広です。
先日、地元天竜材活用による森林管理協議会(FSC)認証材および
直交集成板(CLT)の普及拡大に向けた
「浜松地域FSC・CLT利活用推進協議会」が設立されました。
第一次会員として弊社を含む110団体が加盟したのですが、
業種は建築、設計、製材、流通、素材生産、その他と幅広く、
地元金融機関と浜松市が発起団体となって
川上から川下までの「民」・「官」連携により
積極的に推進していく構図は全国的にも珍しいようです。
今後は、「FSC部会」「CLT部会」「連携部会」に分かれて研究が進められるのですが、
先日閣議決定された『林業基本計画』にもあるように、
生産体制の強化や新たな木材需要の創出に取り組むことで、
林業や木材産業を成長産業に育成するところまで継続しなければ
単なる勉強会に終わってしまいます。
2020年の東京オリンピック・パラリンピックを前に、
全国で国産材の利用促進が活発になっていますが、
FSC認証を受けた浜松市の森林面積は全国の市町村でトップであり、
CLTと結びつくことで“都市間競争”に勝ち抜けるのではないかと考えます。
スギは乾燥が難しく、CLTは現在M3当たり15万円程度と言われている価格を
半額程度にすることが必須条件となりますが・・・。
設立総会後の記念講演会は、
「世界に広がるFSC森林認証」と題してFSCジャパンの太田議長が、
「CLTの今」と題して銘建工業の中島社長が講演されました。
中島社長と言えば『里山資本主義』(藻谷浩介・NHK広島取材班共著)でもおなじみですが、
最後に4つのキーワードを教えていただきました。
●新分野
●新商品
●輸出
●エネルギー
鈴木康友浜松市長は、市長就任時に「天竜の山を宝の山にする!」と約束されましたが、
市長自らがFSC森林認証を進め、トップセールスされた結果、
最大のチャンスが訪れようとしています。
市域の約70%を森林が占める浜松市に拠点を置く会社として、
FSC・CLT利用の普及促進を応援してまいります。
フレンドハウス
浜松市中区中央二丁目13-4
(公園通り沿い、おいしいと評判のパン屋「麻や。」さん向かいです)
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