子どもの成長が目に見えてくると途端に親に「欲」が出てくる

ファーストクラスの子育て
心の子育て右脳教育
岩永リタです。

幼児教育に正しい方法で取り組むと
どの子にも
必ず成果は出るのですが、

0歳に近ければ近いほど
早く成果が出てくるということがあります。

才能逓減の法則＝さいのうていげんのほうそく、と言います。


たとえ、4歳、5歳になってからでも
その分年数は結構かかりますが
成果はじわじわ出てきます。


しかし、
ここに大きな盲点があります。


子どもさんに目に見える成果や効果が見えてくると

お母さんお父さんには
どんどん「欲」がでてくるのです。


「ママ・パパ　だけでいいので言葉を発してほしい」
「絵本を楽しめる子になってほしい」
「積み木遊びに興味を持ってほしい」

こんな具合に
初めは手が届くところにあった目標が

「年長の間に1年生の漢字を書けるようになってほしい」
「2語文、3語文を早くしゃべれるようになってほしい」
「小学校受験をさせたい」

など、どんどん次々
跳ね上がっていくのです。

「それ、かなり飛躍してますね。
子どもさんの今の姿をしっかり把握してますか？」

と思うこともあります。


親の思いが
基準を勝手に高く設定して

「ここまでできないとパパママはあなたを認めないよ。
ほら、がんばりなさい！！！！」

と親は言うんです。

子どもさんの目、生き生きしてますか？
してませんよ。
パパ、ママの顔、怖いですよ。


「あなたは本当にいつも頑張ってるね。
あなたがどんな姿の時も
お母さんお父さんはあなたの味方ですよ」

と心から言える親になってください。



母子一体感が強いのはどちらですか？
後者ですね。

では、
子どもの能力を引き出し伸ばすのは
どちらの親ですか？
母子一体が強い方です。




子どもの能力を引き出し伸ばすのは、
ドリルでもなく、プリントでもなく
まして、小学校受験ではなく


愛と一体感です。


年度末です。

入園前、入学前になると途端に忘れてしまうようですね。

あちらこちらで保護者さんの「焦り」の声が聞こえます。


「愛と一体感」 これこそが子どもの能力を引き出し伸ばすのです。