テレビやDVDなどはできるだけ遅く与える
ファーストクラスの子育て
岩永リタです。
教室で
小さな子どもさんたちの姿を見ていると
いろいろ
伝わってくることが
あります。
小さい子どもたちの姿から
彼らなりに
自分にできる手段で
ママやパパに
自分の意思を
必死で伝えようとしていることがわかります。
小さい子たちは
自分の感情や思いを
正確に伝える「ことば」をまだ持っていません。
それどころか、
自分が今感じているこの感情は
どこからきているのか?
一体、
この今の自分の感じは何なのか?
ということすらも
正しくはわかっていないでしょう。
感情に名前がついている
ということをまだよく知らないのですから。
だからこそ、
親は
子どものそんな状態を
理解してあげてほしいのです。
「なぜ、泣いているのか?」
「なぜ、こんな表情をするのか?」
「なぜ、駄々をこねるのか?」
必ず、原因がありますよ。
おおよそ、私には見当がついているのですが
ご両親には
見えていないことも多いです。
客観的にみるからこそ
わかる事実が
あるのかもしれません。
けれど、
子どもは、
お母さんにこそ
わかってほしい。
気づいてほしい。
理解してほしい。
と願っています。
この
「わかってほしい」「気づいてほしい」「理解してほしい」
のメッセージを出しているうちに
早く気づいてほしいのです。
気づいてくれない、と悟ると
そのうち、メッセージを出さなくなります。
「やりやすくなった」
・・・・ではないのです。
「あきらめた」のです。
子どもの人間性を育てるのは、
お母さんとお父さんの務めです。
大変な責任です。
昨今の育児現場で
この「責任」が
ないがしろにされているような気がしてなりません。
目に見える学力を
取り急ぎアップさせることよりも
もっと大事な
魂の根っこを伸ばし強くしておく方が
何万倍も大切だということを
忘れていませんか?
うちの教室では
子育てのことや
心の発達のことを学びます。
心の子育てのために。
子どもたちの未来のために。
そして
未来の社会のために。