小学生になったら「手を離して目を離さない」
「幼児教育」とは?
私は、幼児教育の目的は「心の教育」に尽きると思います。
「魂の教育」と言ってもいいかもしれません。
けれども
「心の教育」と言うと
きれいごと、使い古されたワード、という印象で
どこか形骸的な感じがします。
それは…
形がなくて見えないものだからわかりにくい、
ということもありましょうし、
「心の子育て」の方法論があいまいだからです。
私は
そこのところをものすごく丁寧に一つ一つ、
保護者様にお伝えしていくことにエネルギーを費やしています。
このMBPの活動もその一つですし、
講演活動やセミナーもその一つです。
幼児教育の目的は「心の子育て」です。
一定の年齢になればだいたい誰でも習得できるもの
…例えばひらがなが書けるとか九九が言えるなどといった
いわば
アドバンテージすることだけを目的とする先取りは
手段を間違えれば、代わりに失うものの方が大きいように思います。
私が考える「幼児教育の目的」は
何度聞かれても、いつ聞かれても
返事は
「心の子育て」
です。
「心の子育て」というからには、
学ぶ主体は子どもさん自身ではなく保護者さん、つまり親なのです。
「心の子育て」は口先だけでは意味がありません。
どういうことをすれば心が育つのか、
どのようにして心を培っていくのか、
また、
どういうことをすれば心が台無しになるのか、
月齢に応じた対応はどうするのか、
心はどのように発達していくのか、
自己肯定感が高い子とそうでない子の分かれ道はどこにあるのか、
長年の経験でたくさん知っています。
それを、
今子育て中の保護者様、
そしてこれから子育てをされるであろう若い方たちに
全てお伝えしたいと思って活動しています。
子どもの成長のスピードというのは
ものすごく速いです。
後手だとうまくいかないことも多いのです。
それはそれで別にいいと思うのですが
先手を打っておけば
いろいろと有意義です。
この世に起こる全てのことは「魂の学び」と捉えれば
間違った子育て、というものは存在しないとは思いますが
それでも
「子育て罰」というワードに象徴されるように
子育てを、辛いもの、しんどいもの、疲弊するもの
と捉えてしまっている若い親御さんが多いように思います。
「子育て」はだれもが初心者からスタートします。
だからこそ、
先に学んでおかれませんか?
と思うのです。